お腹って知らないうちに冷たくなる、と気づいたもんざです。運動して、汗をかいた後は身体の表面が冷たくなっていたりします。でも、それ以外にも、ふとお腹を触ったら冷たくなっていることがあって驚きました。ここのところ、左肩が慢性的に痛むので、症状緩和の目的で温熱湿布を買いました。
これが、めちゃくちゃ良くてですね。腕を温めるだけじゃなくて、目とか首とかお腹もついでに温めたりしています。本当はしっかり湯舟につかって全身の血行を良くするのが一番良いんですが。。。
温泉に行きたいなぁ。。。
進捗報告
さて、今月、私がみなさんと共有したいのは、こちらです。 「帝国主義論」 (光文社古典新訳文庫) Kindle版 レーニン (著), 角田 安正 (翻訳)
帝国主義論は、全部で10章。いま、3章まで読み終わりました。想像していたよりも、ずっと読みやすくて面白いです。今回は、「第3章 金融資本と金融寡占制」から、現代社会の状況と比較しながら読んでクラクラしたところを共有します。
ロシアの大銀行(一九行)の資本勘定は、ほぼ40憶ルーブル。そのうちの四分の三以上すなわち30億ルーブル以上は上記(一)のグループの銀行の持ち分となっている。それらの銀行は本質的に子会社である
第3章「金融資本と金融寡占制」 「帝国主義論」 (光文社古典新訳文庫) Kindle版 レーニン (著), 角田 安正 (翻訳)
どこが親会社かというと、パリの三大銀行、ベルリンの銀行です。つまり1913年時点において、ロシア人の銀行株主は無力な状態なんです。ここでふと、私はフィリピンの状況は、どうなんだろう?と疑問に思いました。ちょっと日本では考えられないくらい、大量に銀行があるんですよ。
同じ銀行の支店が狭いエリアで乱立しているだけでなく、銀行も何種類も存在しています。こんなんでやっていけるのかな、と疑問に感じていたのですが、経営資本がどこから出ているのか、調べてみようと思います。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参考
レーニン【Vladimir Il’ich Lenin】
“レーニン【Vladimir Il’ich Lenin】”, デジタル大辞泉, JapanKnowledge, (参照 2022-10-16)
[1870~1924]ロシアの革命家・政治家。学生時代から革命運動に参加、流刑・亡命生活を経て、1917年、二月革命後帰国。ボリシェビキを率いて十月革命を成功させ、史上初の社会主義政権を樹立。人民委員会議長としてソビエト連邦の建設を指導した。また、マルクス主義を理論的に発展させ、その後の国際的革命運動に大きな影響を与えた。著「帝国主義論」「国家と革命」など。
マルクス‐しゅぎ【マルクス主義】
“マルクス‐しゅぎ【マルクス主義】, デジタル大辞泉, JapanKnowledge, (参照 2022-10-16)
マルクスおよびエンゲルスによって確立された思想体系。弁証法的唯物論・史的唯物論・マルクス経済学・階級闘争論・社会主義の理論などからなる。資本主義の発展法則を解明して、生産力と生産関係の矛盾から社会主義へ移行するのは必然的な結果であるとし、その社会変革は労働者階級によって実現されると説く。マルキシズム。→科学的社会主義
“かがくてき‐しゃかいしゅぎ【科学的社会主義】歴史・社会構造の科学的分析に基づいて、社会主義社会への移行は歴史的必然であると主張する、マルクス・エンゲルスの社会主義思想。→空想的社会主義
“かがくてき‐しゃかいしゅぎ【科学的社会主義】, デジタル大辞泉, JapanKnowledge, (参照 2022-10-16)
“くうそうてき‐しゃかいしゅぎ【空想的社会主義】《ドイツ utopischer Sozialismus》オーエン・サン=シモン・フーリエらの社会主義に、エンゲルスが与えた名称。科学的社会主義としてのマルクス主義に対するもので、資本主義のはらむ矛盾を直観的に指摘し未来社会の理想像を描いたが、歴史法則の科学的把握が足りず、その実現の方法を欠いた。ユートピア社会主義。→科学的社会主義
“くうそうてき‐しゃかいしゅぎ【空想的社会主義】, デジタル大辞泉, JapanKnowledge, (参照 2022-10-16)
ホブソンは,富の再配分をくふうすれば帝国主義を回避できると考えたが,ホブソンの資本輸出論とR.ヒルファディングの〈金融資本〉概念を採用したV.I.レーニンは《帝国主義論》(1916)において,帝国主義を資本主義経済の到達した最高の発展段階(独占段階)であるとし,社会主義に道を譲るほかないものと主張した。レーニンによれば,帝国主義の特徴は商品生産が少数の巨大独占企業に集中化され,あわせて銀行の集中も進行する点にあり,これは資本主義経済の生産の無政府性を薄めてその組織化を導くかにみえるが,この組織化傾向は一時的なものにとどまり,帝国主義列強は世界市場の再分割を武力に訴えて強行せざるをえず,これが資本主義経済の崩壊の必然性を示しているというのである。
“帝国主義論”, 世界大百科事典, JapanKnowledge (参照 2022-10-16)より、レーニンに関する部分を一部抜粋
帝国主義 imperialism 英語、impérialisme フランス語、Imperialismus ドイツ語
“帝国主義”, 日本大百科全書(ニッポニカ),JapanKnowledge (参照 2022-10-16)より一部抜粋
帝国主義ということばはきわめて多義的に用いられる。広義かつ一般的には、その語源がローマ皇帝の支配する皇帝国家(インペリウムimperium)に由来することからも明らかなように、政治的、経済的、軍事的、さらには文化的な権力・権威をもってする他民族の領土や国家への侵略と支配、を意味する。近代では19世紀初めナポレオンによる皇帝国家実現の企てに関連して用いられ、ついで1870年代後半イギリスの植民地帝国の拡大強化をめぐる論争のなかで、領土膨張主義ないし植民地主義をさす政治上の用語として普及した。しかし、その後、20世紀への転換期を挟んで帝国主義は、近代資本主義の自由競争段階から独占と金融資本が支配的となる独占段階への移行転化を背景に、列強資本主義諸国による世界市場支配と植民地獲得をめぐる経済上の対立と紛争に関連して用いられるのが一般的な傾向となった。
参加予定(2名)
- もんざ 「帝国主義論」 (光文社古典新訳文庫) Kindle版 レーニン (著), 角田 安正 (翻訳)
- にしやまさん「ファンに愛され、売れ続ける秘訣」和田 裕美 (著), 佐藤 尚之 (監修) かんき出版
共有予定の本
自由主義から集中、独占へ、そして世界再分割としての列強間戦争の勃発――急速な発達を遂げ、帝国主義という新しい段階に到達した資本主義の実態を、産業界、金融界の動向から徹底的に分析。20世紀初頭の世界情勢を正確に描くことで、結果として今日のグローバル経済の矛盾、資本主義に忍び寄る危機を浮き彫りにした、レーニンの代表的論文。変貌を続ける資本主義をいまいちど理解するための必読書
<内容:アマゾン商品説明より> 「帝国主義論」 (光文社古典新訳文庫) Kindle版 レーニン (著), 角田 安正 (翻訳)
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<内容:アマゾン商品説明より> 「ファンに愛され、売れ続ける秘訣」和田 裕美 (著), 佐藤 尚之 (監修) かんき出版
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