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不人気な仕事の評価を変えるにはイメージUP作戦しかない

ふとした気づき
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世の中に必要なのに、不人気な仕事があります。介護職などは、少子高齢化社会で非常に重要な役割を果たしているにも関わらず、低賃金で過酷な仕事というイメージがあり、常に人手不足だと言われていますよね。

昨年からグレーバーのブルシット・ジョブ(以下BSJ)を少しづつ読み進めているのですが、高賃金でも意味のない仕事をやらされて苦しむ人と、低賃金でやりがいを搾取されている人が生まれる現代社会のゆがみが痛烈に批判されています。著者は具体的な解決策は示していないため、自分に何ができるのか、ずっと考えさせられています。

今月たまたま読んだ2つの記事が少しヒントをくれました。

2021/9/21「『非正規介護職員ヨボヨボ日記』が教えてくれる日本の現実」著者インタビュー
足立倫行 (ノンフィクションライター)

こちらの記事では、①抜本的な待遇改善、②社会的評価を上げる、この2点ができればエッセンシャルワーカーが増える、と改善策が提言されています。

2021/9/13日経ビジネス_保守的なフランスが起業家大国に 日本に必要なのは「ヒーロー」だ

こちらの記事では、①失敗を許す社会をつくる、②ヒーローを作る、この2点ができれば起業家が増えるという提言がされています。

どちらも解決策として、その職業に対するイメージUPを掲げているわけですが、非常に納得感がありました。ただし、これをするためには国や行政の後押しと、教育改革も必要でしょう。

減少している日本の若者たちが、やりたい仕事として、誇りをもって、エッセンシャルワーカーや起業家を選ぶ、そんな未来は本当にやってくるのでしょうか。

日本FP協会の小学生『将来なりたい職業』ランキング「進研ゼミ小学講座/ニューノーマル時代の小学生の意識調査ランキング2020」には起業家、介護職員は入っていませんでした。そういえば政治家も入ってないですね。

人間には心を動かす強い物語が必要なんです。その仕事に強い魅力を感じるような物語を多くの人が共有することができれば、きっと変化は生まれるでしょう。

関連書籍

「ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論」デヴィッド・グレーバー  (著), 酒井 隆史 (翻訳), 芳賀 達彦 (翻訳), 森田 和樹 (翻訳)

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