金曜の夜に、フィリピン人の友人が主催する読書会に参加し「千夜一夜物語」の逸話をネタにして話し合ったもんざです。
題材は第5夜「シンディバード王の鷹」で、テーマは「忠誠Loyality」でした。(あらすじはWikipediaで読めます)鷹が王様に忠誠心を示すけど、結局王様に殺されちゃうという悲劇で、物語自体はシンプルなのです。
私は、王様よりも鷹に感情移入して「誤ったリーダーに忠誠心を尽くしても、決して報いられないので、見極めが重要じゃないか。自己犠牲と搾取に甘んじてはいけない」という意見を伝えたつもりですが、ちょっとトピックがズレてる気もするし、私の英語力だと半分くらいしか理解されてないかもなぁ(苦笑)自分の忠誠心に関する経験や、意見を英語で話すのは骨が折れますね。
アラビアンナイトは有名ですが、子どもの頃にシンドバッドの冒険などを岩波文庫で読んだくらいで、本物を読んだことはありませんでした。現在、ジャパンナレッジ(有料オンライン辞書・事典検索サイト)を契約しているので、東洋文庫版のアラビアン・ナイトが読めるのです。さっそく第5夜を読んでみたところ、前後のシェヘラザードの語りも読めて、すっかり惹き込まれてしまいました。
■アラビアン・ナイト 上 (岩波少年文庫) ディクソン (著), 中野 好夫 (著)
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The Book of the Thousand Nights and One Night/King Sindbad and His Falcon - Wikisource, the free online library
千夜一夜物語のあらすじ - Wikipedia