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成功するプレゼンと文章作成の共通点

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読書感想
この記事は約4分で読めます。

毎月、読書会でプレゼンする機会を無理矢理つくっている私ですが、ほとんど成長している気がせず、もうちょっと何とかならんもんかな、とうっすらと悩んでいたところ、参考になる動画(「プレゼン成功のコツ」編)と書籍(「みんなが書き手になる時代のあたらしい文章入門」)に出会えました。魅力のあるプレゼンと文章の作り方について、学ぶことができたので備忘記録を残しておきます。

動画は11分、書籍もkindleアンリミテッドに入っているのでサクッと読めて(30分)助かりました。

正しいだけじゃダメ

動画はプレゼンのコツ、書籍は文章の書き方のコツを教えてくれているのですが、重なる部分が多くて、びっくり。内容が良ければ、視聴者、読者はついてきてくれる、と考えるのは大間違い。つまらなければ、プレゼンも本も見てもらえません。

覚えておきましょう。文章は、「正しい」だけではいけません。なぜなら、読者はつねに「読まない」という最強のカードを手に、文章と対峙しているからです。

みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門 (スマート新書) 古賀史健 (著)

プレゼンはエンタメ性が命
・内容が無くても面白ければ見る→漫才、コントはみんな好き
面白くないと誰も聞かない

【プレゼン成功のコツ】話し方、資料、内容以上にエンタメ性が大切 

迷子にさせない

動画では、視聴者を迷わせないように、丁寧に話を繋ぎつつ、エンタメ性を出すことの重要性が語られています。書籍も、同じように読者を迷子にしない配慮を呼びかけています。

後ろからついてきている車(読者)に対して、「ここで右折しますよ」「ここから左折しますよ」と、あらかじめ合図を送る。いきなり曲がることをせずに、事前にお知らせする。

みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門 (スマート新書) 古賀史健 (著)

読んだ瞬間に「これは〇〇についての原稿なんだな」「この人はいま〇〇のことを語っているんだな」と理解してもらえる文章。余計な雑味のない文章。たとえ果汁が60%であっても、飲み口のすっきりしたオレンジジュースのほうが、読者には伝わってくれるのです。

みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門 (スマート新書) 古賀史健 (著)

プレゼンで視聴者を迷わせない
・一つのテーマ、一つのストーリーで構成
常に視聴者を丁寧に誘導する
・流れが大切

【プレゼン成功のコツ】話し方、資料、内容以上にエンタメ性が大切 

自分を楽しませる

また、想定読者(視聴者)を自分にするというのも、両者に共通する部分でしたね。

まだ読んでいなかったときの自分、昨日までの自分、10年前の自分に対して、「いますぐ読め!」と伝えたい。そして昨日までの自分と同じ場所にいるであろう不特定多数の誰かに対して、「いますぐ読め!」と伝えたいのです。であれば、昨日までの自分を頭に思い描きながら、昨日までの自分がおもしろがるような文章を書いていけばいいでしょう。

みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門 (スマート新書) 古賀史健 (著)

面白いプレゼンの仕方
自分が最高の客になる
・他の人の感性に合わせるのは無理
・自分が楽しめるなら他の人も楽しめる

【プレゼン成功のコツ】話し方、資料、内容以上にエンタメ性が大切 

とにかく台本を練る

プレゼンは、そうは言われてもできるかなぁ、思っていたんです。でも、なんと!台本が良ければ音読するだけでOK、下準備がすべて!という結論なんですよ。そして古賀さんの本で文章作成のコツも学べたので、いまは何とか、もう少しがんばれるかも?という気持ちになっています。

1時間以内で、文章組み立てとプレゼンのコツが学べて良かったです。

【プレゼン成功のコツ】話し方、資料、内容以上にエンタメ性が大切 (11分)

みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門 (スマート新書) 古賀史健 (著) ←30分で読めます

でも不思議だなぁ。トーマスさんの動画は、スマホの買い替えを検討するために、スマホレビュー動画をいくつか見ていて偶然発見したんです。でも面白いから、ついつい関係のない他の動画も見ちゃって。結果的にそれはOKだったのですが、なぜ私は、ほかのYouTuberじゃなくて、この人を見ちゃうのかな?と不思議だったんですよね。でも「プレゼン成功のコツ」を見て、論理性とリズム感のある話し方と、毒のある面白さなんだな、と気づけました。

書籍は友人が古賀さんの本(「取材・執筆・推敲—書く人の教科書」)を読んでいると聞いたことがきっかけで、読み始めたのです。するすると30分で読めて、でも接続詞の使い方など知らなかったことも学べて、とってもお得でした。

つぎは、独自性とユーモアの磨き方をもっと勉強したいなぁ。(トーマスさんも、古賀さんも、テレビや映画を観て勉強することを勧めています)

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