課題図書Zoom読書会

19/02/13(水)読書会まで10日

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サクサクしょうゆと納豆と梅干しに救われているもんざです。
東京から遊びに来てくれた友人の日本食みやげの一品がキッコーマンの「サクサクしょうゆ」でした。
「これ、最近のヒットだったからリクエストがなかったけど買ってきたよ」
食べたいものある?と聞かれて、梅干しと納豆をリクエストしたのですが、彼女は、それに加えて「サクサクしょうゆ」「しらす干し」「辛子めんたいこ」「生しらす」「わさび漬け」など、ツボを押さえたセレクションで私を感涙させました(笑)
これは、ちょっと前に流行った「食べるラー油」思い出させる商品です。
そのまま温かいご飯にのっけて食べるだけで、瞳孔が2倍に開くほど美味しいのですが(笑)友人がこれをダシにして美味しいスープを作ってくれた時はさらに仰天しました。
「なんでそんなアレンジを思いつくの?」
「え、だって成分をみたら、フライドオニオンとか、ローストガーリックって書いてあるから」
「理由になってないような。。。だって私は全くそんな発想できないし」
料理好きの人って、外食していても、食べたものを分析して自分で再現しようとするんですよね。
ほんとにすごいなと思います。
フィリピンのローカルフードは本当に私の舌に合うし、安くてヘルシーで美味しいので非常に満足しています。
でも私には、その美味しいメニューを自分の頭で材料と調味料と調理方法に分解して分析し、アレンジも加えて自宅で作ってみるというチャレンジは、なかなかやる気にならなかったのですよね。
でも彼女と一緒にいると、外食をするたびに「ふむふむ。これは●●が入っているね。■■に●●をいれて焼くのか」という分析が聞けるので、「えっ?どうして分かるの?」と驚きつつ、彼女のような思考と姿勢を続けていくと、料理がうまくなるんだということも良く分かりました。
さて。課題です。私は「ファクトフルネス」を読んでいます。
第8章は「Single perspective instinct」で、この本能を表すイラストは、ハンマーとペンチでした。
著者は、ハンマーではなく、道具箱を手に入れろ、と書いています。
経済的な豊かさと国民の健康度に因果関係があると、ほとんどの人は考えていると思いますが、著者はキューバとアメリカを事例に取り上げ、必ずしもそうとは言えないということを示しています。
(アメリカは経済的に豊か(GDPが高い)だが寿命が特別長いわけではないし、キューバは貧しい部類に入る国だが、平均寿命が高い(1995年の統計による))
ここから著者は民主主義が全ての課題を解決するたった一つの方法ではないことを、読者からの反論を承知で述べています。
美味しいものを作る、という目的がある場合、どのような材料を集めて、どのような調理方法にするかで完成品はまったく異なりますよね。使える材料がキュウリが1本なのか、冷蔵庫に入っているものを何でも使ってOKなのか。(ちなみに私の友人は冷蔵庫の残り物を組み合わせて美味しいものを作るのが大好きといっていました(笑)「これって、そういうものでしょ?」という思い込みの枠組みをどうやって外して視野を広げるか?お料理が得意な人は、あまりSingle perspective instinct に悩まされることがなさそうな気がしますが、どうでしょうね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。
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