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キーパーソンに気づく

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2018年の1つの目標をkindle出版に定めたのは、友人のりんさんに影響されたからだった。2016年1月にも1冊kindle出版していたのだが、そちらはSayaka.Jさんとの共著で、とても一人では作れなかった。結局、私は誰かの助けがなければ、何かを続けることも成し遂げることもできない。

私はそのころ池袋で読書会を毎月1回開いていたのだけれど、この時期は純文学読書会もやってたのね。2018年2月の課題図書は、ユルスナール「ハドリアヌス帝の回想」で、開催日は建国記念日の振り替えで休日だった2月12日(月)にしたのだけれど、参加者はりんさんだけで、課題本の話もしたんだけど、そこから話題がどんどん広がって、2018年にやりたいこと、みたいな話になったんじゃなかったかな。

Kindle出版をしている人も身近にいるので、簡単ではないだろうけれど、まったく無理というほどでもなく、頑張れば手が届く目標という設定には、kindle出版は、ぴったりだった。前回の経験を活かして、今度は一人ですべてやってみようと考えていた。とはいえ、ぼんやりとできたらいいな、と思っていたくらいで、具体的なプランはゼロだったのだが、りんさんが非常に建設的な目標設定を提案してくれたのだ。

「これから毎週火曜日にお互いに進捗報告をしませんか」

山ガールの合格体験記: 山好きOLが登山ガイド資格を目指したワケ Kindle版
りん (著)

これが転機だった。2018年2月13日(火)から、私たちは毎週欠かさず、お互いの進捗を報告しあい、何とか最後までたどり着くことができた。彼女は2019年1月4日に無事にkindle出版を成功させ、私も四苦八苦しながら1月12日に書籍原稿をアップロードすることができた。痛む足を引きずりながらも、マラソンでゴールに到着したような気持ちでいる。彼女がいなければ、ゴールにたどり着けず、棄権していたに違いない。そして大先輩の吉崎さんも。誰が自分にとってのキーパーソンかなんて、本当に分からないなぁと思う。

私は今回「365日、続けること」というタイトルでkindle出版したのだが、この執筆から出版までの体験も、この本のネタになるような話かもしれなかったなぁと思う。とにかくゴールできて良かった、という気持ちと、もっとできることがあったのでは、という気持ちが混じりあって、正直なところ、素直には喜べないのだが、「ゴールしなければ、次のスタート時点に立てないのだ」と自分に言い聞かせている。今年2019年も、1冊kindle出版したいと思う。自分の本にも書いたのだが、どうしても自らハードルを上げて、「私には無理だ」と諦めがちになるので、自己肯定感を高めるためにもkindle出版を続けることは有効かもしれない。

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