早朝列車の旅が想像以上に快適だったもんざです。
オシフィエンチム(アウシュビッツ博物館のある地域)からワルシャワ(ポーランドの首都)まで、クラコフ(ポーランドの京都)で1回乗り換え継ぎが必要で、合計5時間近くの移動時間が必要です。日曜は18時からクラシックコンサートを予約していたのですが、6月に日本を訪れる予定のイタリア人の方と13時に人気レストランでランチの約束もしました。そのうえ、日本語を学習中のホストと11時から宮殿美術館に行くという約束も追加したので、のんびり出発したのでは間に合わないことに気づいたのです。
いったん、8時半出発する電車を予約したのですが、3時半出発の列車に変更しました。列車遅延の可能性も加味して、クラコフのカフェで1時間待つスケジュールにしたのですが、これも大正解でした。なにが正解だったかというと、どちらの便も定刻発車だったからです。
03:28発 オシフィエンチム
05:27着 クラコフ中央駅(9zl)
06:40発 クラコフ中央駅
09:41着 ワルシャワ中央駅(60zl)
さて、課題です。
「何かうまくいかないのは才能不足が原因だと思うか?」
前回利用した時に1時間列車が遅延したことを考慮して、ゆとりを持ったスケジュールにしたのですが、早朝便は利用者が少ないせいか、定刻運行してくれて、助かりました。最も嬉しかったのは、ゆったりと座席を使用でき、振り返りなどを書く時間が確保できたことです。車両を貸切し車窓を眺めながら、記憶と経験を文字に落とし込んでいく作業は、贅沢な時間だったな。
誰もが一度は「うまくいかない」という状況に陥ったことがあるでしょう。でも、もし同じ状況が起こったら、と考えて、トラブルに備えていたら二度目は同じ失敗をしなくてもよいはずです。
私の場合、前回は特急券の指定席探しで失敗したので、今回は乗り込む前に車掌さんに確認することで予防できました。(親切なロシア人の男性に助けていただきました)
色々なことに対する経験値が上がるほど、確実に様々な出来事を制御でき快適になっていくなぁと思いましたよ。
それでは明日もどうぞよろしくお願いします。