本よみました ふりかえり Trial&Error

こどもむけの本は役にたつ

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子ども向けに書かれた本を大人が読むものじゃない、と考える人もいるかもしれません。
でも私は全くそう思わないのです。なぜなら、私自身が成人してから読んだ本、特に中高生向けに書かれた本から、たくさんの知識や考え方を教わったから。

政治、歴史、哲学、文学、数学、様々なジャンルで一流の学者さんや有名な先生が子ども向けに解説をした本を書いています。著者は何かしら伝えたいことがあって、執筆をしているのですが、特に子ども向けに書かれた本は、著者の気持ちが明確に伝わるのです。

「私はこれを君たちに伝えたい。これを知って考えてほしい」そういう熱い思いがあるから、平易な文章で高度な内容を分かりやすく解説してくれる内容の本ができあがるのでしょう。それを読まないなんて、とても、もったいないと思いませんか。

「読む心・書く心」の著者である秋田喜代美さんは発達心理学を専門にしている東京大学大学院の教授です。
この本は中・高生をメインターゲットに作られているのですが、大人が読んでも非常に参考になります。

序章 読者のみなさんに伝えたいこと:読むこと・書くことの楽しさを知る
1章 読むことはつなぐこと:28項目のチェックリストで読み行動の方略を知る
2章 理解を確かめる:批判的な読み方チェックリストを意識する
3章 書くことは気づくこと:推敲の方法
終章 読み上手・書き上手になろう:新しいことにチャレンジ

この本は2002年に出版された本ですが、1706年に書かれた「知性の正しい導き方」(ジョン・ロック著)に似ている部分があるように思いました。例えば、第20節「読書」は1章、第13節「観察に基づく一般化」第41節「観念連合」は2章、第15節「議論」は3章に繋がる気がします。

300年経っても、国が異なっていても、知性を磨くことの重要性は変わりません。
超高齢化社会を迎え、人生100年時代と言われる日本です。

「読むこと」や「書くこと」ができる知性は、自分次第で死ぬまで伸ばし続けることができますし、その努力を続けることが正しい方向性だと、この2冊が私に教えてくれました。

■読む心・書く心―文章の心理学入門 (心理学ジュニアライブラリ)
秋田 喜代美 (著)

■知性の正しい導き方 Kindle版
ジョン・ロック (著), 下川潔 (翻訳)

Of The Conduct Of The Understanding (With Active Table of Contents)
(English Edition) Kindle版
John Locke (著)

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