「ほんとにすごく痩せましたね」と言われて「ありがとう」と応えたら、「あ、ありがとうなんですね?」と問い返されたもんざです。
カポエイラ仲間の男性に言われたのですが、確かにそのとおり。文字でみると全くお礼を言う必要がない状況です。その場で、「筋肉が落ちたってこと?」とか「シワっぽくなった?」とか聞けばよかったなーと思いました。日本人の女性同士だと「あれ?ちょっと痩せた?」は褒め言葉なのですが、男性は違うのだったと気づきました。
そしてこの出来事では自分が持っている肥満コンプレックスを再確認することになりました。子どもの頃、太っていることをからかわれてから、ずっと心の隅っこにいつも「痩せなきゃ」という脅迫願望があるみたいですね。。。
さて。課題です。
「ジョナサン・アイブ」は、44%まで読み進めました。
◎ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー [Kindle版]
リーアンダー ケイニ― (著)
Jony Ive: The Genius Behind Apple’s Greatest Products [Kindle版]
Leander Kahney (著)
Kindle本は気軽に買えるので便利ですが、適当なページをパラッと開いて、そこから読み始めるとか、つまみ食いができないのが、ちょっと面白くないですね。でもこの便利さは本当に画期的です。こうやって好きな本がいつでも読めるなんてほんとに幸せです。
そしてKindle本の便利なところは、読んでいて気になったところに印を付けたり、メモを簡単につけられて、後からその印やメモを一覧で見られるところです。
・ジョニーは--中略--デザインを自分のエゴを発散する対象として考えず、特定の流儀や理論を実践する場とも思っていなかった
・デザインは外見と感覚だけじゃない。デザインは、ものの働き
・「うれしい気持ちにしてくれるモノ」について議論
・シンプルこそ究極の洗練
・デザインを差別化の手段だと思っているのは企業側の視点。ジョニーの目標は長く人に愛される製品を作ること。それは顧客や消費者の視点から考えられたもので、その結果として、他の製品と差別化されるのだ。
・デザインとは人間の創造物の中心にある魂
今日読みながら印をつけた部分を抜き出してみました。
一番印象に残っているのは、多くのデザイナーが「デザインを自分のエゴを発散する対象として」考えていたりするという点でした。
先日、構造設計を専門にしている建築士さんと話した時に、同じような話題になったのを思い出して、ハッとしました。
これ、デザインに限らないかも。普通のお仕事でも、同じ事が言える気がします。
それではまた明日もどうぞよろしくお願いします。