できるだけ、必要最小限のもので生活しようと心がけているもんざです。でも、部屋に少しグリーンを飾りたくて、近所の植え込みで見かけたポトスを、少しだけ分けてもらい、水栽培し始めたのは2019年のこと。水栽培でも、しっかりと根っこも伸び、葉の色も美しいライムグリーンを保っています。でも、あんまり成長しなくなってきので、土に植えてあげることを考えていました。(参考:水栽培のポトスの元気がなくなったら土への植え替えも考えてみよう)
新しい鉢植えポトス
ホントは土と植木鉢だけを買うつもりだったのに、割引中だったので、つい、ポトスも買ってしまいました。新しいのは、いま育てているポトスよりも、しっかりとした斑入りだからゴールデン・ポトスかもしれません。
葉っぱもツヤツヤしていて、健康そうで、あんまり所有欲がない私にしては珍しく、なんだか家に連れて行きたくなっちゃったんですよね。実はオリヅルランと、どちらにしようか少しだけ迷いました。でも、結局ポトスのほうが暑さ、寒さに強く、頑丈で育てやすいし、形も気にいっちゃったし。
友人の影響力
先日、久々に友人とゆっくり話した時に、彼がプランターで野菜を育てていると熱く語ってくれたことも、影響しているのでしょう。
種を植えて、芽が出て成長していく野菜を見ていると癒されるよ。土とプランターは、すぐに買えるから、ぜひともやってみなさいよ、とおススメされたのでした。とっても心が動かされたのですが、私の部屋にはベランダがないし、陽当たりもあまりよくないので、日陰でも育つ観葉植物を選んだ、というわけです。
そんなわけで、土と鉢植えポトスを買ってきたわけですが、テーブルの上に鉢植えを置いたら、もうそれだけで、かなり幸せな気分になりました。なんでしょうね、これは。
そして水栽培していたポトスも、さっそく土に植えました。成長してくれるといいなぁ。
参考
“ポトス” Pothos-vine Epipremnum aureus(Lind.et André) Bunting(=Pothos aureus Lind.et André)サトイモ科のつる性多年草。ソロモン諸島の原産といわれ,明治中ごろに渡来した。オウゴンカズラとも呼ばれるが,一般にポトスの名で親しまれている。しかし,この名は1880年に分類を誤ってポトス属で記載された植物の名称を園芸家が用いつづけたためで,実はハブカズラEpipremnum pinnatuneに近縁で,ポトス属の植物ではない。熱帯では茎が10m以上に伸びる。楕円形の葉は大きく,長さ40~50cmにもなり,黄白色の斑(ふ)が入り,葉縁が羽状に切れ込んだり,楕円状の穴があいたりする。鉢作りでは,葉長10~15cmぐらいにする。それ以上になるとかえって観賞価値をそこなう。茎にも,緑色地に淡黄色の掃込(はきこみ)斑が入る。斑が鮮明に多く入る系統をゴールデン・ポトスと呼んで区別することがある。斑が白色の品種にマーブル・クイーンcv.Marble Queenがある。しかしこの品種はより小型で,斑の入り方も不規則で安定せず,性質もやや弱く,緑葉に戻りやすい。挿木でふやし,つり鉢,ヘゴ付けの中~大鉢作りとする。高温・多湿を好むが,7~8℃でも耐える。日陰にも耐え,テラリウムなどミニチュア観葉としても楽しめる。フィロデンドロン,ヘデラ,ゴムノキなどとともに,観葉鉢物の代表種である。
“ポトス”, 世界大百科事典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2021-07-12)
おりづるらん/折鶴蘭[学]Chlorophytum comosum (Thunb.) Jacq. ユリ科(APG分類:キジカクシ科)の多年草で、南アフリカに分布する。栽培が多いのは、葉縁に白斑 (はくはん) の入る園芸品種cv. Variegatumで、一般には本種をオリヅルランとよんでいる。葉の中央に黄白色斑の入る品種cv. Vittatumは緑が多く、暗い感じがする。ランの仲間と間違えられやすいが、花の構造がまったく違い、ラン科の植物ではない。下垂するストロンに新株をつくるようすが折り鶴を想像させる。ストロンはほとんど出さないが、葉の幅が広く、中央に幅広く黄白色斑の入る品種cv.Picturatumもよく栽培される。シャムオリヅルランC. laxum R.Br.(C. bichetii Backer)は小形で葉質が薄く、寒さにも弱い。株分け、実生 (みしょう) 、新株の挿木で殖やす。5℃以上あれば越冬する。根は多肉質で乾燥に強い。
“オリヅルラン”, 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2021-07-12)