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暗号通貨の賛否両論と資本主義を超える話

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ふりかえり
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6月4日にヒルズアカデミー主催の新企画イベントをオンラインで視聴しました。荒谷大輔さんと山形浩生さんの対談だったのですが、ライブ配信では前半部分を見逃してしまい、後半だけしか見ていません。見逃し配信あり、とのことだったので、その連絡を待っているところなんです。

今日たまたま読んだ日経オンラインのコラムで、その対談の内容がよみがえってきたので備忘記録として残しておきます。見逃し配信が開始されたら、また情報を更新したいな。

視聴したイベントはこちら→【6/4 CATALYST TALK 荒谷大輔「経済のリデザイン:新しい人とものとの関係をつなぐ」 第1回:山形浩生さんと資本主義経済を超える】

読んだコラムはこちら→ビットコインなど仮想通貨は「滅びゆく存在」なのか?(日経ビジネスオンライン2021/6/8)


山形さんがTwitterでプレゼン資料を公開されていました!私が見れなかった部分。そうか、基調講演って、テーマにケンカを売ってたんだ。見たかったな~。ヒルズアカデミーの事務局さん、見逃し配信のURLお待ちしてます。

暗号通貨の賛否両論

CATALYST TALKっていうイベントのタイトルだけだと、いったい何の話になるのか全く良く分かんなかったから申し込まなかったと思うんですが、「山形浩生さんと資本主義経済を超える」って書かれていたので申込みをしてみました。山形さんご自身のウェブサイトで翻訳全文公開などをされていて非常に太っ腹で大好きな翻訳家さんのお一人です。(山形さんの公式サイトHatena Blog(経済のトリセツ)など、読んでたら時間がいくらあっても足りませんよ。。。)

さて、イベントですが、お二人の対談でビットコインやイーサリアムといった暗号通貨の話が出てました。意外なことに、哲学者の荒谷さんが、引用Bのような意見で、山形さんが引用Aのような意見だったんですよ。

引用A:答えを言うと、上記で発言を引用したような金融当局者の厳しい見方に、筆者は賛同している。支払い手段の1つとしていずれかの仮想通貨の利用が将来大きく広がる可能性を排除することまではできないものの、裏付けになるものが存在しない(金のような実物資産の裏付けによる価値の目安も、国や中央銀行の信用も、いずれも欠いている)ので、取引価格は常に不安定なものにならざるを得ず、基本的には価値保全には適さない。

ビットコインなど仮想通貨は「滅びゆく存在」なのか?(日経ビジネスオンライン2021/6/8)

引用B:これを執筆したケイティ・マーティン氏は、仮想通貨を信奉する人々がいるのは「あらゆる権威から自由」であることも一因で、「真の信奉者にとっては、仮想通貨は生き方そのものだ」と指摘していた。そうした人々がいる限り、ビットコインなどの仮想通貨がこの世から消え去ることはないのだろう。

ビットコインなど仮想通貨は「滅びゆく存在」なのか?(日経ビジネスオンライン2021/6/8)

荒谷さんが必死に引用Bのようなことを説明しようとしているときに、時間切れになっちゃって、残念でした。私はゲストトークのみ、前半60分の視聴枠だったのです。後半60分は視聴者も加わってディスカッションできるしくみ(アフタートーク)だったので、きっと皆いろいろ話したんだろうな。

この部分って見逃し配信に含まれるのだろうか。。。?

参考

引用Bの原文を見たかったので、FTのマーティン氏の記事を探して読んでみたのですが、それらしい文章がなかったんですよね。この記事内で言ってるんじゃなかったんだな。紛らわしいなぁ。

でも特にIt’s a dirty currencyのほうは、楽しく読めたから、まぁいいか。

Bitcoin turmoil seeps into traditional financial markets
Katie Martin, Financial Times, May 22, 2021

Bitcoin’s growing energy problem: ‘It’s a dirty currency’ via @financialtimes

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