4月に父が退院してから、LINE電話で毎日会話するようにしています。1ヶ月経ったので、振り返りと今後の方針について備忘記録を残しておきます。何か自分に今できることをしなければ、という焦りと義務感から始めたことですが、自分にとっても非常に学びが大きいことにも気づけました。その点については、また改めて記録したいと思いますが、何と言うか、両親とコミュニケーションをとっていく過程で、これまで全く自分の中に存在しなかった視点だったり、思考が出てくるのがとても面白いです。
意識したこと
- 父母が自発的でポジティブな気持ちになれるような声かけ
- 健康状態のチェック(体温、水分摂取量、食事内容、排泄量、運動量)
- リハビリに役立つ情報の共有と実践への声かけ
やったこと
- 父:ノートに日々の出来事を記録するようアドバイスと確認
- 母:大きな文字の数独を2冊プレゼント
- 母:腰痛防止体操とテニスボールマッサージの情報を共有
- 母:おきゃんママの顔ダンスYoutubeを共有(嚥下障害の予防。夕食時に誤嚥して激しく咳き込んだことがあったため)老人向けのパタカラ体操も共有
- 夕方定時に電話し、その日の出来事を父に話してもらう(記憶、言語リハビリ)
- 父母に生活リズム(ルーティン)を意識してもらった
- 必要な水分摂取量を数値でアドバイス
- 長時間のTV視聴が脳に良くないという情報を共有(父が長時間テレビを見ていた日があり、その日うまく私と会話ができなかったので)
嬉しかったこと
- 父ががんばってノートの記録を継続していること
- 母の表情が明るくなったこと
反省点
- 母にも精神的なケアが必要なのだが、父の症状が重いため、父には寛容に接し、母にはもっとしっかりしてよ、という冷たい態度になってしまうことがある
- 笑えるネタを共有しようと最初は頑張っていたが継続できなかった
- ネガティブな態度をとられた時、こちらも投げやりな気持ちになってしまうことがある
今後の方針
- 定時の電話(夕食時)で生活にリズムを作ってもらう
- 楽しい笑える話題を週1回は共有する
- 父母は老々介護である、という事実をしっかり認識する
- 介護している母へのねぎらい、いたわり、感謝の言葉を必ず毎回使用する
具体的な個別の目標
- 母:疲れたら積極的に休む(睡眠、運動、食事のリズムを整える)。TVの観すぎを止める(1日1時間を限度にする)。母にもノートを書いてもらう
- 父:ノート記録を継続。スマホで文字を打てるようになる。食事の写真を撮ってラインで送れるようになる。