現在、CourseraでBuddhism and Modern Psychology(仏教と現代心理学講座)を学習しています。6週間のカリキュラムで全講義ビデオを見たので、理解度チェックとして最終レポート(Final Exam Assignment)を出さなきゃいけません。情報を整理するために、備忘記録を残しておきます。(この講座は無料講座でインターネット環境が整っていて、PCやスマホ、タブレットがあれば誰でも受講できます。修了証の発行はありません)
理解度チェックでやるべきこと
ここで受講者がやるべきことは以下の5つです。これは中間レポートとほぼ同じですね。
- 与えられた4つの質問から2つを選ぶ
- 選択した質問について自分の答えを考え800字以内でレポートを作成する
- 作成したレポートを提出する
- 提出したレポートのピアレビューを2名から受ける
- 自分も2名分のレポートをピアレビューする
4つの質問から2つを選ぶ
質問1
現代科学は、人間の窮状についての仏教の考えを支持していますか?
Does modern science lend support to Buddhist ideas about the human predicament?
質問1は、現代心理学および自然淘汰理論が、仏教的な思考方法による「人間の窮状 human predicament」(人間がどのようなことに苦しみを感じるのか)と、どのくらいの類似性があるかについて、説明すればいいんじゃないかと思います。講座内容では、類似性が見られるため、現代科学は「人間の窮状についての仏教の考え」を支持している、と説明されていたはず。
質問2
現代科学は人間の精神についての仏教の考えを支持していますか?
Does modern science lend support to Buddhist ideas about the human mind?
質問2は、まずは、仏教的な思考方法による「人間の精神 human mind」について、仏教の主要な論文を引用して説明する。その後、それに関連する現代科学の実験結果や理論モデルを引き当てつつ、自分の意見を述べる。
質問3
現代科学は仏教の瞑想の実践の背後にある論理をサポートしていますか?
Does modern science lend support to the logic behind Buddhist meditation practice?
質問3は、仏教的な思考方法による「瞑想の実践 meditation practice」について、仏教の主要な論文を引用して説明する。その後、それに関連する現代科学の実験結果や理論モデルを引き当てつつ、自分の意見を述べる。
質問4
現代科学は仏教の道徳的妥当性を支持していますか?
Does modern science lend support to the moral validity of Buddhism?
質問4は、仏教的な思考方法による「道徳的妥当性 moral validity」について、仏教の主要な論文を引用して説明する。その後、それに関連する現代科学の実験結果や理論モデルを引き当てつつ、自分の意見を述べる。
レポート作成の注意点
以下は、レポート作成上の注意点になりますね。
「現代科学」には、現代心理学(特定の実験結果から、すべての心理学者に受け入れられるかどうかわからない理論やモデルまで)と、自然淘汰がどのように生活体験を形作ったかについての幅広い理解の両方を含める必要がある。質問ごとに、次のことを明確かつ簡潔に表現すること。
- 仏教の教えの中心的な要素は何ですか
(たとえば、人間の苦境についての主な仏教の論文は何ですか) - 現代科学が仏教の教えを支援するかどうかについてのあなたの立場
- 現代科学が仏教の教えをサポートする、またはサポートしない1つ以上の具体的な方法
回答では、2つの質問に別々に対処するか、密接に関連していると思われる場合は一緒に対処するかを選択できる。2つの質問に対するあなたの答えは、完全に否定的、または完全に肯定的である必要はない。つまり、現代科学は、あなたが取り組む2つの仏教の教えのうちの一方をサポートしているが、もう一方はサポートしていないと結論付けることができる。科学はある面では特定の仏教の教えを支持しているが、他の面ではそれを支持していないと結論付けるかもしれない。いずれにせよ、必ず4つの質問のうち2つに対処し、あなたの見解が何であるかを明確にすること。
1と3を選びます
「1.人間の窮状」と「3.瞑想の実践」の二つを選んで、両者の関連について論じたいと思います。マインドフルネスや瞑想が流行していることから、現代人の悩みを軽減する手段として、仏教的な思考方法が有益だと考えられるためです。
頑張って書くぞ。