9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム

第114回読書会は終了/人はいくつ分人を持ってるのか

当記事には広告が含まれている場合があります
当記事には広告が含まれている場合があります
9. 読書会(勉強会)
この記事は約2分で読めます。

今回は、「分人」というキーワードで、みなさんの紹介本がつながっていくような気がした読書会でしたね。人は自分のなかに、いくつものキャラクターを持っているから、相手や状況によって、出てくる人柄や性格が違ってくる、という仮説を「自分の分人が存在する」と定義して考える、というのが、西山さんがご紹介くださった本の話でした。

親子、夫婦、上司と部下、見知らぬ人同士では、自分のコミュニケーションスタイルも変わって当たり前。それを理解して上手に活かせたら強みになりそうですよね。

共有された本とキーワード

もんざ (主催者) 「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ  (著) (集英社文庫)  ”The Unbearable Lightness of Being” Milan Kundera (著) 
・キッチュ(kitsch)
・責任(Es muss sein)
・運命

じょあんなさん「国盗り物語」司馬遼太郎(著) 新潮文庫
・下剋上
・部下と上司
・パワハラ

にしやまさん『私とは何か—「個人」から「分人」へ』平野啓一郎(著)講談社
・分人
・死後も分人は生き続ける
・恋と愛に対する分人主義

兼松さん「流浪の月」凪良 ゆう  (著) 東京創元社
・集団バイアスと同調圧力
・事実と真実
・夕飯のアイスクリーム

ちかさん「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド」八木 仁平  (著) KADOKAWA
・焦点の絞り方
・自分の強みの見つけ方
・身近な成功例

読書会のあとでもんざが得た疑問

1.自分の分人はいくつあるのだろうか
2.何が自分の強みなのだろうか
3.集団バイアスを認識するための視点はどのように手に入れるのか

第115回の予定

来月2月の予定はこちらです。
ご都合がよろしければ、ご参加いただけるとうれしいです。

わたしは、こちらをご紹介する予定です。世界史の構造 (岩波現代文庫) 柄谷 行人 (著)

■第115回ZOOMで読書会
目的:2021年1月~2月に読んだ本を1冊共有する
日時:2021年2月13日(土)AM8:00-9:30(JST)
場所:ZOOMオンラインミーティングルーム

それでは来月も、みなさんとご一緒できることを楽しみにしております。

共有された本の一覧

存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)
苦悩する恋人たち。不思議な三角関係。男は、ひとりの男に特別な感情を抱いた。鮮烈でエロチック…。プラハの悲劇的政治状況下での男と女のかぎりない愛と転落を、美しく描きだす哲学的恋愛小説。フィリップ・カウフマン監督、主人公トマシュにダニエル・デイ...
The Unbearable Lightness of Being: 'A dark and brilliant achievement' (Ian McEwan) (English Edition)
The Unbearable Lightness of Being: 'A dark and brilliant achievement' (Ian McEwan) (English Edition)
国盗り物語(一~四) 合本版(新潮文庫)
世は戦国の初頭。松波庄九郎は妙覚寺で「知恵第一の法蓮房」と呼ばれたが、発心して還俗した。京の油商奈良屋の莫大な身代を乗っ取り、精力的かつ緻密な踏査によって、美濃ノ国を〈国盗り〉の拠点と定めた! 戦国の革命児斎藤道三が、一介の牢人から美濃国守...
Amazon.co.jp: 私とは何か 「個人」から「分人」へ (講談社現代新書) 電子書籍: 平野啓一郎: Kindleストア
Amazon.co.jp: 私とは何か 「個人」から「分人」へ (講談社現代新書) 電子書籍: 平野啓一郎: Kindleストア
流浪の月
あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は...
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド
「何かやりたいけれど、何をやればいいか分からない」そんなエネルギーを持て余してしまっているあなたの人生が変わります。「やりたいこと探し専門プログラム」を開発した著者が教える初めての本。やりたいことは運命的に出会うものではなく、体系立てて論理...
タイトルとURLをコピーしました