Trial&Error

客観的にストレスをチェックする

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先日、怒りの発生原因について学んだときに、人々がどのようなストレスを感じているのかについて考える機会がありました。

気になったので、個人的に、もう少し詳しく調べてみました。過去一年間に自分が経験したイベントをチェックすると、目安としてストレス度が数値化できる簡易テストもありました。

ストレスに関する公的な調査

ネット上では、いくつかストレス・ランキングが見つかりましたが、どれも公的なものではないし、調査方法も曖昧なので、いまいち信頼性に欠けるなぁ、と思っていたところ、ストレスに関しては厚労省も調査を行っていることが分かりました。

また、産業医の夏目誠さんらが行った調査は、どのようなライフイベントがストレスをもたらすか、労働者のストレス指数ランキングとして公表されています。2008年に1630名(うち女性308名)を対象に行われたもので、結果は以下のとおり。

ストレス指数ランキングTOP10

トップ10に並んでいるライフイベントが、一年間に複数発生する可能性もあるわけで、そうなると、ストレス指数も一気に跳ね上がります。

  1. 配偶者の死
  2. 会社の倒産
  3. 親族の死
  4. 離婚
  5. 夫婦の別居
  6. 会社を変わる
  7. 自分の病気や怪我
  8. 多忙による心身の過労
  9. 300万円以上の借金
  10. 仕事上のミス

参考サイト:ストレス要因のランキングとは?労働者のストレスの原因を知ろう!

調査結果の論文をPDFでダウンロードすることもできました。

チェックする方法

NHKのウェブサイトで、自分のストレス度が確認できるチェックリストを見つけました。過去一年間に自分が経験したライフイベントをクリックすると、点数が出るしくみです。

2020年は労働環境が激変した人も多いのではないでしょうか。チェックリストの項目を見るだけでも、仕事や家庭でストレスの要因となるイベントが確認できるため、心の準備をすることができますよね。

あくまで目安ですね

私もチェックしてみました。結果は以下のとおり。

項目点数備考
1自分の病気や怪我62一時的に胃炎が悪化
2仕事のペースが変った44WFHと時短勤務
3労働条件の大きな変化552に関連
4睡眠習慣の大きな変化47睡眠時間を増やそうとしている
5自己の習慣の変化38ジムで定期的に運動
6レクリエーションの増加285に関連
合計274
260点以上:ストレスが多い要注意の段階
300点以上:病気を引き起こす可能性があるほどストレスが溜まっている可能性がある段階

合計点が260点以上だと要注意、ということなのですが、ちょっと私の場合は違うかな、と感じました。備考に書きましたが、定期的な運動を継続化できたことで、レクリエーションが増加した気がするんですが、これは良い変化だと認識しています。

ただ、どんな点に注意が必要かは理解できたので、2021年のライフイベントで注意すべき点にも気づけたのは良かったです。

未来予測は難しいですが、少しでも不測の事態に備える努力はしたいものですよね。

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