価値観や常識を、疑ってみるには知識が必要だなぁと、今日の読書会で再認識したもんざです。にしやまさん、じょあんなさん、やまぐちさん、ご参加ありがとうございました。
今回の4冊の共通点は、なんだろうなぁ。誰も自分が属している時代や社会の制約やルールからは逃れられないけれど、もしも自分がそこに疑問を感じるなら、知識や行動で何かしらの変化を生み出すことができる、という可能性、ってところですかね。
1月のご参加は私も含めて4名でした。
■ ご紹介いただいた本と本のキーワード3点(4名)
1.もんざ 「愛するということ」 エーリッヒ・フロム (著)
①習練(規律、集中、忍耐)②最高の関心③ナルシシズムの克服
2. にしやまさん「勝間式超コントロール思考」勝間和代(著)
①考えられる方法は山ほどあるのだから、片っ端から試せばいい②その人と一緒にいて快適か、不快か③仕事の裁量権は年単位で広げる
3.じょあんなさん 「Fall of giants」Ken Follet (著)
①階級制②人種差別③同性愛者差別
4.やまぐちさん 「カナダ先住民の世界 」浅井 晃 (著)
①民族の定義 インディアン・エスキモー・メティス②連邦政府の対応 インディアン省③教育←洗脳?
読書会のご意見・ご感想
よろしければ感想をお聞かせください。(所要時間1分)
もんざの読書会での気づきと行動宣言
1.人生の裁量権をしっかりと自分でにぎって広げる
2.チャレンジと変化は成功への道のり
3.母語と第二外国語のバランスとアイデンティティの関連性
第103回ZOOMで読書会
来月2月の予定はこちらです。ご都合がよろしければ、ご参加いただけるとうれしいです。お申込みはこちらから。
わたしは、こちらを読み終えて参加する予定です。
「やさしいダンテ 神曲」阿刀田高 (著)
■第103回ZOOMで読書会
目的:2020年1月~2月に読んだ本を1冊共有する
日時:2020年2月22日(土)AM8:00-9:30(JST)
場所:ZOOMオンラインミーティングルーム
第10回純文学読書会
久しぶりに純文学読書会のほうも開催します。2018年9月の読書会(開催場所:Yahooロッジ)で取り上げた本ですが、リクエストがありましたので、また感想を共有しましょう。この本の知識があると、人間が意思決定を行うときの思考が理解できるようになります。お申込みはこちら。
■第10回純文学読書会
目的:課題本の感想を共有する
課題本:「ファスト&スロー」ダニエル・カーネマン (著)
日時:2020年2月29日(土)AM8:00-9:30(JST)
場所:ZOOMオンラインミーティングシステム
読書内容・雑談の共有
- 新しい国立競技場に初めて行き、少し狭いかなとも思ったが、とてもきれいで良かった。
- カナダのカルガリー空港からアルバータ州バンフに向かう途中に先住民の居住地があり、彼らが経営しているカジノがある。
- カナダは政策で先住民を財政的にサポートしている
- 「Fall of giants」を読むと2~3世代で価値観が大きく変化したと分かる
- 1960年代までは偏見や差別が当たり前だった(性別や人種、同性愛者など)
- 「Fall of giants」1部は第一次世界大戦、2部が第二次大戦、3部がオバマ就任まで。
- 36分の1の確率で、どうしても相性の良くない相手に当たる
- 苦手な人に当たった場合、相手にフォーカスせず、自分がどうするかで解決策を考える
- 先住民の同化政策として言語を奪われた場合のアイデンティクライシス→自殺が増える
- コントロールは、相手ではなく、自分の思考と行動に対して行う
- 仕事の裁量を広げることについては、時間がかかることを念頭におく
- 差別的と考えられる用語が使われなくなったり変化している
- これだけ投資したから元をとりたい、というような経済的な思考が愛にも入り込んでくるのが現代社会
読んでくださってありがとうございます。