キア先生に会った
バギオ旅行を決めた理由のひとつは、キア先生がバギオ在住だったからだ。オンライン英会話スクールでお世話になっている先生のおひとり。二十代後半の可愛いらしい女性で、いつもニコニコしながら、ものすごいスピードで話されるのでちょっと圧倒されるけれど、短時間で生徒の要望をくみ取って、的確な対応をしてくださるので、先生として非常に信頼できる。
「バギオに行くよ」と言ったら「じゃ、案内しますね」とガイド役を快く引き受けてくださり、おかげで地元の美味しいものを色々と食べることができた。「フィリピン料理で、どんなものを食べたの?」と聞かれたので、おもむろに「地球の歩き方 フィリピン」を取り出して、ローカルフードの写真を指差しながら、「これは美味しかった!これは、まだ食べてないなぁ」と説明したら、「じゃ、まだ食べたことがないものにも、チャレンジしてみましょ」ということで、レストラン選定などもしてくださり、とてもありがたかった。
ふだんマニラで外食をするときも、ほとんどローカルフードを食べている私だけれど、文字だけのメニューを見て、どんなお料理が提供されるのか、最初は全く分からず、ようやく分かってきたのは滞在して1か月を過ぎるころ。フードコートなどで大皿に盛られたお料理を見ながら指差し(トゥロトゥロという)で注文することを繰り返して、少しづつ覚えてきた。これ、何だろな?と悩みながら注文するのも楽しいけれど、分かっている人にすべておまかせして、自分は食べるだけ、ってのもたまにはいい。ひとりではなかなか食べられない美味しいお料理を堪能できてうれしかった。
日本料理は食べたくならないの?と聞かれることもあるのだが、こちらのレストランで提供される、ラーメン、とんかつ、牛丼、お寿司というメニューは、私の場合、ほとんど日本でも食べていない。(とんかつは時々ランチで食べてたけど…(;^_^A)高カロリー、高脂肪、低野菜と身体によくない要素が満載なのに値段が手ごろなわけでもないし、1食当たりのコストパフォーマンスが良くない。
それに比べるとフィリピンの伝統的なローカルフードは、非常にバランスがとりやすい。私が定番で食べているもの、主食になるご飯とパクベットという野菜の煮込みにアチャラという漬物などが基本で、そこにお肉やお魚のお料理をプラスするイメージで一日の食事メニューを組み立てている。しょっぱい、甘い、苦い、辛い、酸っぱいの五味のバリエーションも、料理名と中身を覚えれば、メニューから選べるようになるので、自分で調整できる。(高血圧な人などは、塩分量に気を付ける必要があるかもしれない)
今回の旅行では、ちょっとお肉や甘味を多く食べすぎちゃったけれども、食は、旅行の楽しみのひとつなので、非日常を楽しむという意味で、自分を甘やかしてあげた。それに何と言っても、2日間でかなり歩いたので。(1日1,5000歩を超えました)でも、便秘になっちゃったのが辛かった。食物繊維は摂れていたはずなので、水をもっと飲むべきだったかもしれない。
レストラン・カフェ・ホテル
先生に連れて行ってもらったレストランやカフェ。ホテル情報は、おまけ。
レストラン
Solibao(フィリピン料理)
Mamita’s bulaluhan(フィリピン料理)
Baguio Craft Brewery(ドラフトビアバー)
カフェ
Cafe Sabel (ベンカブ美術館に併設のカフェ)
Casa Vallejo (カーサ ヴァレーオホテルのカフェ)
The Coffee Library(シティライトホテルのちかく)
Figaro Coffee(バギオ大聖堂のちかく)
ホテル
Citylight Hotel
こちらに2泊3日で宿泊しました。3/2(土)~3/4(月)
花祭り(Panagbenga)の期間ということもあり、シングルのお部屋が選べず、 ツインルーム朝食付きでJPY 14,366をお支払いしました。2月17日に予約したのですが、ちょっと割高だったかもしれません(agodaを利用してネットで予約。クレカ決済)
私は利用しませんでしたが、ロビーにカフェが併設されており、屋上にはバーがあります。朝食は屋上でビュッフェスタイルでした。
・良い点
お部屋は広くてきれい
お湯、インスタントコーヒー、ミネラルウォーターの用意あり
ロビーや階段の踊り場などに絵画があり優雅な雰囲気
シャンプー、ボディーソープ、歯ブラシ、スリッパ、タオルなどのアメニティは完備
夜遅く23時頃でもロビーのカフェが開いている
(夜市を散策してホテルに戻って、小腹が空いたので、ここでウベ・エンサイマダを買いました。美味しかったです)
ベッドマットレスの硬さがちょうど良い
従業員の人たちはにこやかで親切
朝晩の冷え込みが全く気にならずお部屋は暖かかった
市内の中心部にもナイトマーケットにも気軽に歩いて行ける距離
・イマイチな点
防音効果が低い(早朝からなる教会の鐘の音、隣室の子どもの泣き声、廊下を通る人の話し声など。土曜の夜は、夜中に近隣のビルで大音響でかけている音楽、笑い声なども…私は眠れますが、神経質な人は耳栓などを持参したほうがよいかもしれません)
シャワーのお湯の出方がいまいち弱かった
(宿泊した部屋は4階だったのですが、マニラで滞在しているホテル29Fよりもお湯が出なかった。ちなみにマニラのホテルはお湯圧および温度に全く問題なし)
トイレに専用シャワーがついていない(手桶あり)
冷蔵庫がない
ドライヤーがない
トイレの匂いが気になる(配管設備に問題がありそう)
テレビが付かず、フロントに確認してスイッチを入れてもらった
電話が設置されているがフロントなどへの番号案内がない
初日は、ハンドタオル+バスタオルが用意されていたのに、2日目はバスタオルのみになっていた