子どものころを思い出したもんざです。
いま、フランク・ハーバートのデューンシリーズを夢中で読んでいます。
翻訳本は全部で三部7冊あり、ようやく二部5冊まで読了しました。
小中学生のころ、CSルイスのナルニア物語やトールキンの指輪物語を読んでいたのをふと思い出しました。
自分がハマる本の系統が分かりますが、なぜこういった本に特に惹かれるのかは自分でも良く分かりませんね。。。
読書会の目的
私は 「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社を共有しようと思っています。
今回は、第7章「先史時代の宗教」から興味深いと感じた部分を共有します。
この章では、私たちが知る宗教が出現したのは20万年以降である、という著者の仮設を裏付けるための複層的な知識が提供されます。
考古学者はときに、ネアンデルタール人のなかにはシャーマンがいて、宗教が熱心に信仰されていたと自信満々で主張する。はたしてネアンデルタール人は死後の世界、あるいはあの世を信じ、とくにシャーマンを介してこの世界に影響をおよぼす霊的存在の世界を信じていたかというと、比較民族誌学的、比較認知科学的な証拠からは、それはありそうもない
第7章「先史時代の宗教」「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社
著者は、さまざまな分野を横断する知識を総合して、単なる憶測ではなく、科学的にみて妥当と思われる結論を導きます。
宗教の進化に言語は不可欠なため、言語が進化した時期を特定することで、推理を進めます。
ヒトは進化により脳が大きくなったから過去・現在・未来の時制を表現し、人智を超越した別世界の存在を想像できるようになりました。
共同体全体で実践する原初宗教が生まれた時期は、言語の出現以降に限定される、という著者の意見は私も妥当だと思います。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
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共有予定の本
「ダンバー数」で世界的に知られ、
<内容:アマゾン商品説明より> 「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社
人類学のノーベル賞「トマス・ハクスリー記念賞」を受賞した著者が、
人類学、心理学、神経科学など多彩な視点から
「宗教とは何か」という根源的な問いに迫った、かつてないスケールの大著。
本書では、主にWeb での情報発信を念頭におきながら、
<内容:アマゾン商品説明より> 「文章に頼らない文章術」上野郁江(著)ディスカバー・トゥエンティワン
「編集者の視点をもって執筆する力」(これを本書では、「編集執筆力」と呼ぶことにします)を解説していきます。
文章力は生まれもった才能だと言われたりしますが、
編集執筆力は才能ではありません。「相手がいつも使っている言葉を使う」「相手の価値観にそった言葉や表現を選ぶ」など、
ポイントを押さえることで伸ばしていくことができます。
つまりこれは、誰もが身につけられるスキルなのです。
本書では、編集スキルを31 の編集の文法として体系化したものを、あますところなく紹介します。
そして、これらをまとめたのが「編集の文法チェックシート」です。
これを活用し、相手の価値観にそって文章を組み立てていくことで、共感や信頼を得られる文章が書けるようになります。