8.1. ふとした気づき

読書感想

「西班牙犬の家」佐藤春夫(1916)愛犬との散歩が大好きな人の短編

1916年(大正5年)に発表された佐藤春夫の短編小説を読みました。愛犬フラテに連れられて、ちょっと不思議な場所を訪れる物語です。主人公と一緒に神秘的な場所に迷い込む体験ができるファンタジーで最後のオチは少しドキリとさせられます。(「西班牙犬...
8.1. ふとした気づき

「秋山図」芥川龍之介(1921)絵画コレクターの心理を描いた短編

1921年(大正10年)に発表された芥川龍之介の短編小説を読みました。黄大癡(こうたいち)が描いた伝説の名画「秋山図」にまつわる不思議なお話。こちらのブログ(一生一石「秋山図」芥川龍之介の芸術観)の記述によると、惲寿平(うんじゅへい)という...
読書感想

「下町」林芙美子(1948)人生の喜怒哀楽を全部盛り込んだ短編

1948年(昭和23年)に発表された林芙美子の短編小説を読みました。戦後もシベリアに抑留されている夫を待ちながら幼い息子を抱えてお茶の行商をしながら暮らす30歳の女性おりよが主人公。辛く厳しい生活からの変化が見えてきたところで、思いがけない...
8. Trial&Error

Modern JAPANESE Short Stories/日本人作家25名の短編を英語で読む

近所の書店で面白そうな本を見つけて、つい購入してしまいました。「現代日本短編集」英語版 アイヴァン モリス (編集), Ivan Morris (編集)アマゾンで調べたら、kindle版はないみたい。全25人の日本人作家の短編が英語で読めま...
8.2. ふりかえり Retrospective

怪談牡丹灯篭 連続公演第5話(関口屋強請)

2021年5月に初めてみたオンライン落語での柳家喬太郎師匠の怪談牡丹灯籠。8月11日第5話が最終回。今回は、18章関口屋強請と20章の一部が演じられました。このパートは、めったに演じられることがない部分だと最後の質問コーナーで喬太郎師匠が解...
8.2. ふりかえり Retrospective

どんな時も運動と勉強をしよう。誰のためでもなく自分自身のため。

動画をチェックして自分の弱点を再認識したもんざです。コロナになってから、カポエイラ練習を再開してます。以前にお世話になった先生が月2回だけZOOMでクラスを開いてくれるおかげ。デルタ型の感染増加で、マニラ首都圏は8月20日までレストラン店内...
6. やってみよう Lifestyle

急いで答えを出さないことが大事ってホント?(神曲 天国篇)

現在、ダンテの「神曲 天国篇」を読んでいます。第十三歌に「急いで答えを出すな」という戒めがあって、ホントにそうなのかな、と感じたので、その理由を書いておきます。枯れた枝にも薔薇が咲く第十歌からずっとトマス・アクィナスがダンテの疑問に答えて語...
8.2. ふりかえり Retrospective

具合が激烈に悪くなって大事なものが分かった話

突然、ものすごい悪寒と頭痛に襲われて、9時間も眠り続けたのが、週の半ばの出来事でした。熱は出ていないし、咳も鼻水もなし。突発的な右わきの下(リンパ)、左胸の痛みなど痛む場所が動きました。症状から、風邪でもコロナでもなさそうなので、睡眠不足と...
8. Trial&Error

映画「中国の夢 “一帯一路”」(2019)

CHINA’S NEW SILK ROAD(邦題:中国の夢 "一帯一路")というフランスが制作したドキュメンタリー映画を観たので、感想を記録しておきます。中国国家主席Xi Jinping(シージンピン習近平)が就任当初から推進する「世紀のプ...
8.2. ふりかえり Retrospective

チャットボットを通じて高齢の親とコミュニケーションする

チャットボットってこういう風にも使えるのか!と驚いたもんざです。離れて暮らす高齢の親を心配しつつも忙しくて、という人をLINEを通じてサポートするしくみです。■ご家族の幸せを勝手に追及するバーチャルペット「おせっかいネコ」(月額980円)お...
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