ひとつでも欠けるとスムーズに機能しないんだな、と思うもんざです。
明日5月13日(月)はフィリピン中間選挙の投票日です。
どういうしくみになっているのかを確認してみたのですが、公式サイトだけでは良く分かりません。
いったい何人の候補者がいるのか、確認するのも大変。
日経新聞の記事(2019年5月9日)を読んで「中間選挙は大統領の6年任期の折り返しの年に行われ、上院の半数(改選12議席)と下院(約300議席)、知事、市長らを一斉に選ぶ」ということが分かりました。
つまり居住地区に応じて、有権者は4~5つのカテゴリから候補者または政党を選ぶ必要があるようです。
・上院議員(最大12人の候補者に投票)
・下院(最大1人の候補者に投票)
・知事/市長(最大1人の候補者に投票)
・副市長(最大1人の候補者に投票)
・政党(最大1グループに投票)
投票ガイドは、ラップラー(Rappler)という情報サイトにソフィア・トマクルズさんの署名で書かれた記事が非常に分かりやすく、勉強になりました。
日本だと郵便で投票券が届き、指定の場所に行き、投票するわけですが、フィリピンでは郵便局の機能が怪しいためか、投票したい人が自分で投票場所を問い合わせする必要があるのです。
ネットで確認できると記事では紹介されていましたが、公式サイトにいってみると、ただいま調整中となっており、電話かメールで対応すると書かれていました。
「投票には行かない」「行ったことがない」というフィリピン人の話を聞いたときには「なぜ行かないのか?」と不思議な気持ちでしたが、これでは、めんどうになるわけです。
こうして既得権益を持っている人たちに有利なようにしくみは作られていくのかもしれません。
なぜ、この国の郵便システムが何十年も改善されないのかも、意外とこんなところに原因があるのかも。
以前、アフリカの選挙を描いたドキュメンタリー映画を見たときにも、選挙というしくみが本当に公平で平和的で平等をもたらす最適な手段なのか疑問に思ったのですよね。
(だからといって、どんな方法がもっと良いのか、アイデアがあるわけじゃないんですが)
さて、課題です。
私は「獄中記」(佐藤優)という本を読んでいます。
2018年に2回、佐藤さんの講義を受講したのですが、そこで語られた様々な内容の原形をこの書籍のなかに見つけることができました。この作品の内容は、2002年5月から2003年10月までの東京拘置所に抑留されていた佐藤さんの手記です。
2006年に単行本が出て、2009年にいくつか書下ろしを加えて文庫版が出版されています。
私が読んでいるのは、文庫版なのですが、あとがきも非常に読み応えがあり、考えさせらえることばかりです。
さて、読書会ですが、maruさんからお申込みがあり3名になりました。
maruさん、ありがとうございます。
■参加者(3名)
1.もんざ
2.よしざきさん
3.maruさん
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。
19/05/12(日)読書会まで13日
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