読書感想 「蜂が団子をこしらえる話」寺田 寅彦(1921年) 中学生のころ、飼い犬のシロを夕方に散歩させるのが日課だった。保健所で殺処分されるところだった白い子犬をもらってきたのだが、その生い立ちが原因なのか、彼の度を越して臆病な性格には、時々びっくりさせられた。 2019.09.08 4. 好 Favorite読書感想
読書感想 「小指」山本周五郎(1946)爽やかでほろ苦い読後感の恋愛短編(時代小説) 1946年(昭和21年)山本周五郎が43歳の時に発表された日本婦道記の小指を読みました。真面目で温厚な人柄で、ちょっと不器用な登場人物たちが描かれている時代小説。親が結婚相手を決め、身分による階級差が当然のようにある武家社会を舞台にした短編... 2019.09.08 4. 好 Favorite読書感想