昨日ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今回も、バラエティーに富んだラインナップで、皆さまのプレゼンを堪能できました。
じょあんなさんの体験に基づく海外での養子縁組の実情、にしやまさんのYouTuberはらみちゃんの先輩の心温まるエピソード、Yoko3さんがセネカを改めて読み直した切実な理由、Yokoyokoさんの自分が知らない世界があったことへの気づきと思考の変容、Treeさんの交渉に関する基本的な考え方とコツ、など、たった40分で自分が知らなかったいろんなことが学べました。
どの本も興味深い内容だったのですが、特に現在の私に響いたのは、セネカ「人生の短さについて」でした。じっくり読んで別途ブログにも備忘記録を残したいですね。
それぞれの本の3つのキーワード
あらためて皆さまからご紹介いただいた本と、それぞれの本の3つのキーワードを共有します。
もんざ「ガリア戦記」 (平凡社ライブラリー664) カエサル (著), 石垣 憲一 (翻訳)
・軍事独裁(カエサルの目的=ローマでの覇権)
・侵略戦争(目的を達成するための手段=ガリア戦争)
・仁慈(カエサルの性格は仁慈と評されるらしいけど、アメとムチを使い分けて人心を掌握してます)
じょあんなさん 「朝が来る」辻村深月(著)文藝春秋
・養子縁組:海外生活では人種が違う子供を養子にするのが身近にあった。
・性教育:生徒達はどちらかと言うと幼いタイプが大半だが一部恋愛に目覚めている。「恋愛に気を取られて勉強が出来ません‼️」
と(笑)
・毒親:ひかりが妊娠した理由→教師の両親、優秀で親の理想通りに育つ姉。ひかりはそんな家族が疎ましい。親の理想にはまってたまるか‼みたいな気持ちを常に持つ。巧と性関係を伴う交際をしている自分が嬉しかった。
にしやまさん「好きのパワーは無限大」ハラミちゃん(著)KADOKAWA
・挫折からの復活
・好きなことはあきらめない。
・支えてくれる人がいれば何があっても大丈夫
Yoko3さん「人生の短さについて」 (光文社古典新訳文庫) セネカ (著), 中澤 務 (翻訳)
・過去、現在、未来 過去が大切 未来に委ねない。今を生きる。
・自分のために時間を使う
・他人のために時間を使わない
Yokoyokoさん「ケーキの切れない非行少年たち」(新潮新書) 宮口幸治 (著)
・発達障害
・非行少年
・被害者
Treeさん「ビジュアル解説交渉学入門」一色 正彦 (著), 田村 次朗 (著), 隅田 浩司 (著)日本経済新聞出版
・論理的思考
・事前準備
・MISSION ZOPA BATNA
読書会のあとで、もんざが得た疑問
1.私はどれだけ論理的な思考ができているだろうか
2.異なる視点や価値観を知るために何ができるか
3.過去と向き合い、今を生きるために、何をするか
第120回ZOOMで読書会(2021年7月)
来月は7月31日(土)です。ご都合がよろしければ、ご参加いただけるとうれしいです。わたしは、こちらを読み終えてご紹介する予定です。
「幸福な監視国家・中国」 (NHK出版新書) 梶谷 懐 (著) 、 高口 康太 (著)
目的:2021年6月~7月に読んだ本を1冊共有する
日時:2021年7月31日(土)AM8:00-9:30(JST)
場所:ZOOMオンラインミーティングルーム