4冊目のブックカバー・チャレンジのための準備です。
2500年以上も読まれる物語
4冊目は、プラトンの「ソクラテスの弁明・クリトン」です。
ソクラテスって人は、実際に身近にいて、色々と問い詰められたりしたら、鬱陶しそうだなぁとは思ったりもします。
でも、なんといっても彼の生き方と死に方は、2500年経っても世界中の人類に語り継がれる伝説です。
それに、民主主義社会で高く評価され、肯定的にとらえられている多数決というものを、実はそんなに信頼しちゃいけないんじゃないか、ってことも、この本は教えてくれます。
手元におく意味
岩波文庫で、厚さ5ミリ。文字は小さいけれど、翻訳も読みやすく、古典なのに圧迫感がないんですよね。
自分には、ソクラテスみたいな生き方をできるような気はしないけれど、命をかけても確固たる信念を守る姿勢には心を動かされるし、憧れます。
そして、ソクラテスみたいな師匠を見つけられたプラトンが羨ましいんですよね。
人生の目標を決めたり、行動指針を決めるために、ロールモデルを見つけることを勧められたりすることがありませんか。
ソクラテスやプラトンを、私はロールモデルにできたらいいなと思っているので、この本を手元に置いています。
7日分のリスト
1日目 内澤旬子「身体のいいなり」
2日目 佐藤優「獄中記」
3日目 梨木香歩「不思議な羅針盤」
4日目 プラトン「ソクラテスの弁明・クリトン」
5日目 ドネラ・H・メドウズ ニコラス・A・クリスタキス
6日目 森達也
7日目 アーシュラ・K・ルグィン
明日は、4日目の本について書きます。
個人的な覚書
**2020年3月16日にフィリピン政府からアナウンスがあって、マニラは3月17日(火)から4月12日(日)までEnhanced Community Quarantine (ECQ)を実施中だったが、4月7日(火)に4月30日(木)まで延長が決定。
4月24日(金)に発表があり、5月15日(金)まで再延長が決定した。
5月13日(水)に発表があり、検疫体制をMECQ(Modified Enhanced Community Quarantine)に変更し5月31日(日)まで行うと発表。規制が緩和される業種などがあるが、基本的な体制はECQとさほど変わらないように見受けられる。
5月15日現在MECQ1日目。のこり17日。