オンラインのイベントが増えてることが、ありがたいと思うもんざです。
土曜は、マザーハウスという私が気に入っている鞄ブランドの14周年記念イベント(東京)、日曜は禅瞑想の入門クラス(京都)にオンラインで参加していました。マニラは日本との時差がマイナス1時間なので、参加しやすいんですよね。
マザーハウスのイベントは、Youtubeでの生放送でしたが、生産拠点がある6ヶ国、バングラデシュ、ミャンマー、ネパール、インドネシア、スリランカ、インドとはZoomで中継する形でした。
マザーハウスは「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という哲学をかかげて、一方的な援助や搾取ではなく、途上国の自立と先進国の共存を新しいスタイルで切り開いている企業です。代表兼デザイナーの山口絵理子さんの著作「裸でも生きる」を読んで感動したのが2011年9月。すぐにお店に行ってバッグを購入したのが、ついこの間のことのようです。
禅瞑想のクラスは、臨済宗 妙心寺派 春光院の5代め住職の川上全龍さんが英語で開催されています。TEDの動画を見てから、川上さんのアカウントをTwitterでフォローしていたので、イベントのお知らせを金曜に見つけて、申込をしていました。
*How mindfulness can help you to live in the present | Rev. Takafumi Kawakami | TEDxKyoto
マザーハウスと、川上さんの共通点は、既存の枠にとらわれず、変化にチャレンジして目的を達成していくところでしょうか。「いま自分ができること、できないことを見極めて、できることにフォーカスして注力すること」この二つのイベントから、学んだことは、これでした。
新しいエネルギーをもらって、モチベーションアップができて、幸せです(*^^*)
さて、課題です。
わたしは、こちらを読んでいます。
■免疫力を強くする 最新科学が語るワクチンと免疫のしくみ (ブルーバックス) Kindle版宮坂昌之 (著)
「理解をしておいていただきたいのは、風邪には抗菌薬(抗生物質)は効かないということです。(中略)抗菌薬はウィルスには効きません。(中略)抗菌薬の予防的使用はあまり効果がありません。また、抗菌薬は腸管にいる常在細菌叢とよばれる病原性のない細菌群にも働いて、からだに良い役目をする細菌までも一緒に殺してしまうかもしれません。(中略)2017年3月、厚生労働省研究班が抗菌薬に対する一般市民の理解度をインターネット調査したところ、(中略)一般市民の約4割は抗菌薬の作用に関して誤った知識を持っている」
免疫力を強くする 最新科学が語るワクチンと免疫のしくみ (ブルーバックス) Kindle版宮坂昌之 (著) (第1章 病原体の侵入・拡散を防ぐからだのしくみ)
病気の原因になる何かがあるから、それを消毒するなり、体内から取り除けば、また元気になれる。指に刺さったトゲを抜くみたいに。
シンプルな考えは、とっても分かりやすいけれど、物事を単純化するリスクってのもあるんですよね。
自然環境もそうですが、人為的に何かを行うと、目に見えないバランスが崩れたりします。
人間が、害獣だと狼を全滅させたら、食物連鎖が崩れ、鹿が増えすぎ、山の樹木が食い荒らされ、森が荒れて、山崩れが起こる、みたいな、直感的には、予測が難しいような負の連鎖が、人体の場合にも起こる可能性があるのかな、と以前、狩猟体験に参加したときに伺った話を思い出したりしていました。
ドネラ・メドウズの著作「世界はシステムで動く」は、複雑な世界で起こっている事象を読み解く方法を学べる本ですが、こちらに「インフルエンザのウイルスがあなたを攻撃するわけではない。あなたが自分の体内にウィルスが繁殖する条件を整えるのだ」という一文があり、唸っていました。
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。