短編SF映画で近未来を疑似体験したもんざです。
昨日は純文学読書会で「ホモデウス」について、りんさんと話していました。著者ハラリ教授は、過去の歴史を基に、いろいろな未来予測を示しているので、読者は本の中で未来を疑似体験できるんですよね。
ホモデウスを読みながら「素晴らしい新世界」というディストピアSF小説を思い出して、ちょっとゾッとしたり。
SFといえば、DUSTというレーベルの短編SF映画の存在をYouTubeで初めて知りました。3本ほど見ましたが、どれも時間は20分弱という気軽にみられる長さ。無料にも関わらず、脚本、映像、音楽、俳優の演技力などの品質はかなり高いと思います。
これなんか、6年後の未来を描いているのですが、結末も含めて奇想天外、荒唐無稽と鼻で笑い飛ばすことができません。だって、あり得る気がしますもの。
映画のネタバレになるので詳しく書きませんが、最後の一言は、「ホモデウス」の予測を上回るブラックなオチだったのも楽しめました。
では、課題です。私は「インサイト」(ターシャ・ユーリック著)を読んでいます。
著者は企業のエグゼクティブやマネージャーにコンサルティングを行ったり、リーダーシップ養成プログラムを作成しています。
その過程で得た気づきや事例を読者に示しながら、効果的な内省とは何かを語っています。
★21世紀のメタスキル=自己認識(セルフ・アウェアネス)→みんな身につけよう!
「メタスキル」の分かりやすい定義はこちら。
これが著者の主張です。現在は、自己認識を高めるために、本を読んだり、日記を書いたり、他者からフィードバックをもらったりする必要があって、なかなか一筋縄ではいきません。
でも「ホモデウス」を読んでSF映画を見た後だと、ウェアラブル端末や、AIアシスタントや、スマホなんかが、自己認識を高めるお手伝いをしてくれる時代がすぐそこに近づいているような気になりますね。(良し悪しは別として)
今日も読んでくださってありがとうございます。また明日もよろしくお願いします。