アウトプットするって大事だなと思うもんざです。
2025年第2四半期のふりかえりをして、第3四半期の目標を設定しました。
まず現状の把握をして、やりたいけど出来ていないことを可視化できたのが良かったです。
「やるぞ!」と張り切って仲間に宣言したので、来期は解決するように努力します。
進捗報告
私が今月みなさんと共有するのは、こちらです。
「言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか 」(中公新書 2756) 今井 むつみ (著), 秋田 喜美 (著) https://amzn.to/4kelBRK
今回は「第6章 子どもの言語習得2 アブダクション推論篇」から印象に残った点を共有します。
ここでは子どもが行う推論のメカニズムを調べることで、記号接地の問題を掘り下げています。
引用「本章では人間という生物種に焦点を当てたときに、どのようにして人間はオノマトペから離れた抽象的な言語の体系を習得し、身体の一部にできるのか、という問いに対して「推論」という観点から考えていきたい」
この章を読んでいて、「ハッ」としたのは、私がなかなかタガログ語が上達しない理由を腹落ちさせられたところでした。
引用「つまりことばの意味は点ではなく、面である。では面の範囲はどう決まるか。同じ概念領域に属する他の単語との関係性によって決まるのである。対象を「点」として知っていても、「面」の範囲がわからなければ、ことばを自由に使うことはできない」
引用「人間は、記号が身体、あるいは自分の経験に接地できていないと学習できない。かたやAIは大量の(そして誤りのない良質な)データを受け取れば受け取るほど、記号から記号への漂流を続けながら、知識を驚異的なスピードで拡大し続けることができるのである。」
しかし身体に接地できていない記号でも、効果的に学習していく方法「ブートストラッピング・サイクル」があり、著者たちはそれを読者に勧めています。
引用「くつ(ブーツ)の履き口になるつまみ(ストラップ)を自分の指で引くと、うまく履くことができる。そこから、<自らの力で、自分をより良くする>という比喩に派生し、やがて言語習得の分野の学術用語となった」
この用語は、この本のキーワードのひとつです。
長くなってきたので、続きはまた明日にしますね。「めく」と「つく」の歴史的な変化が紹介されていて面白かったです。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(3名)
- もんざ「言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか 」(中公新書 2756) – 2023/5/24 今井 むつみ (著), 秋田 喜美 (著) https://amzn.to/4kelBRK
- じょあんなさん「令和のリーダー論」かや書房 嶋津良智(著) https://amzn.asia/d/0BXlOc1
- にしやまさん「しつもん上司術」すばる舎 松田充弘(著) https://amzn.to/44g9Gga
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共有予定の本
日常生活の必需品であり、知性や芸術の源である言語。
なぜヒトはことばを持つのか? 子どもはいかにしてことばを覚えるのか? 巨大システムの言語の起源とは? ヒトとAIや動物の違いは?言語の本質を問うことは、人間とは何かを考えることである。
「言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか 」(中公新書 2756) – 2023/5/24 今井 むつみ (著), 秋田 喜美 (著) https://amzn.to/4kelBRK
鍵は、オノマトペと、アブダクション(仮説形成)推論という人間特有の学ぶ力だ。認知科学者と言語学者が力を合わせ、言語の誕生と進化の謎を紐解き、ヒトの根源に迫る。
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令和の時代を迎え、「ゆとり世代」が部下に「Z世代」を持ち、マネジメントしていく時代に突入しています。これまでは何とか、いままでのやり方で試行錯誤しながら若手を育て、成果を上げてきたという会社も、そろそろ通用しなくなってくるころだと思います。
「自分が教わってきた指導方法では通用しなくなった」「部下に対して注意や指導ができず放置状態」「リーダーとしての仕事は何に重点をおくべきか悩んでいる」「職場の雰囲気が最近悪い」
「部下への仕事の任せ方がわからなくなった」「新人のすぐ辞める問題が解決できない」
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