Trial&Error好favoriteふとした気づき

ルッテ首相の自転車を見てオランダに住みたくなった

当記事には広告が含まれている場合があります
当記事には広告が含まれている場合があります
Trial&Error
この記事は約2分で読めます。

先日、オランダのルッテ首相が引責辞任するというニュースを読んで、日本の政府とは大違いだな、と考えていました。オランダの税務当局が、2013~2019年に育児給付金を不正に返還させていた事件が議会の追及によって発覚したことが引き金だとか。

オランダ、ルッテ内閣が総辞職(日経オンライン2021年1月16日)
Dutch Prime Minister Mark Rutte and his entire Cabinet resign over child welfare scandal(Jan.15 2021 CBS News)

エコノミストの記事で文章だけを読んでいるときは、オランダは、日本に比べると、政治家のモラルが高く自浄作用が働いている国なんだな、と思っただけでしたが、日経オンラインで、辞表を出したルッテ首相が王宮から自転車で帰るところを撮影した写真を見た瞬間に、オランダに行きたいな、いや、旅行とかじゃなくて、ちょっと住んでみたいな、と思っちゃいました。

ルッテさんは1967年生まれで現在53歳ですが、2010年から首相を務めているそうです。
10年以上も最高権力者の地位にいる人が、自転車で帰宅ですよ。
セキュリティ問題とか、大丈夫なのかな、って心配になる部分もありますが、でも、一国の首相が、辞表を出してチャリンコで王宮から出てくることが許される国って、かっこよすぎ。

暮らしやすい国かどうかって、一国のリーダーの品格に現れると思いませんか。
選挙でその人を選ぶという国民性も現れているから、めちゃくちゃ分かりやすい指標です。

誰でも優れたリーダーのいる会社で働きたいと思いますよね。
それと同じように、私は優れたリーダーのいる国に住みたいと思うんだけれども、なかなか、それって簡単じゃないですよね。

タイトルとURLをコピーしました