玄関に死神がいる!と、ぎょっとするもんざです。
ハロウィーンが近づいているため、コウモリや蜘蛛の巣、おばけの飾り付けをショッピングモールやホテルで見ることができます。私の住んでいるコンドミニアムでも正面玄関に死神と魔女、ロビーに黒い棺桶、フロントデスクにはコウモリが飾られています。
正直、怖いです。玄関の入り口に狛犬みたいに、緑顔の魔女と骸骨の死神が配置されて、かれこれ1週間くらい経つのですが、まったく慣れませんね。
さて、課題です。わたしは、こちらを読んでいます。
「全3巻 罪と罰 (光文社古典新訳文庫) Kindle版」ドストエフスキー (著), 亀山 郁夫 (翻訳)
(第1巻はkindleアンリミテッドの対象ですよ)
いま私は、主人公ラスコーリニコフが彼の母と美貌の妹に再開した場面を読んでいます。場所はペテルブルグの彼の狭い下宿部屋。登場人物は、ラスコーリニコフの友人2名と彼の母、妹、宿屋のおかみさんの6名。一人ひとりの個性が、言葉やしぐさで丁寧に描写されているため、まるで自分もその場にいるように感じられて引き込まれます。
特に、愛する息子に再開できてうれしい反面、彼の何か尋常ではない不穏な様子に恐怖を感じ、またそういう恐怖を感じる自分に苛立つ、という複雑な母親の心情描写が際立っています。ラスコーリニコフの友人ラズミーヒンは、妹に一目ぼれして、心の中で激しく葛藤しているのですが、それを表面に出さないように頑張っていたり。
いくつかの伏線が重なり合って物語が展開していくので、推理小説のようでもあり、どんどん続きを読みすすめたくなりますね。
さて、読書会ですが、陽子さんとmaruさんからお申込みがあり、満席になりました。ありがとうございます!
今回はYokoさんがおふたりですね!
洋子さんは、以前のニックネームyokoyokoさんでお呼びしてもよいでしょうか。
■参加者(7名)
もんざ
にしやまさん
Ryosukeさん
洋子さん
よしざきさん
陽子さん
maruさん
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。