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バギオ2泊3日バス旅行 その一:このバスじゃない 

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3月2日(土)AM6:35 どれ?

ほぼ予定どおりの時間に自宅を出て、徒歩10分のバスターミナルへ移動。クバオ市にある長距離バス(ジェネシス)のターミナルまで、スムーズにいけば路線バス+徒歩で45分程度のはず。しかし、Googleマップやsakay.phというアプリでチェックしていたにも関わらず、乗車するバスを間違えた。2月24日(日)に経路の確認をしようと下見にいったときは、バスはしっかりターミナル内に停車して乗客を待っていたのに、土曜のこの時間帯は、道路上にたくさんのバスが次々にやってきて、すーっと路肩によってきて何人かの乗客を降ろし、また何人かの乗客が乗り込んで、あっという間に走り去ってしまう。フロントガラスに行く先が書かれた文字は見えるけれど、いまいちよく見えない。クバオは主要な経由地だし、乗車する人が必ずいるはず、と考えて、クバオの文字が見えたバスに急いで乗った。出発の1時間前にはターミナルで待機していてね、という注意事項がダウンロードしたチケットに記載されていたし、渋滞してはいないと思うけれど、道路状況がどんなものか分からない。

AM6:48 止まらないの?

AM6:48 ところが、それが間違いだった。マニラのバスは出発後、しばらくしてから車掌さんが運賃の集金を始める。念のため、と「これ、Erming Garciaに止まりますか?」(私が乗る長距離バスのターミナルから一番近い停留所とGoogleマップで表示された地名)と聞いたら「止まらない」という。一瞬、青ざめたが、絶対にクバオには止まるはずだという確信があったので「クバオには止まりますよね?」と再度確認したら、そこには止まるという。クバオまでの料金13ペソを支払って気持ちを何とか落ち着けた。実は、下見のときもクバオで降りて、10分以上歩いたから、今回こそは、正しい場所で降りたいと思っていたのだが、またもや失敗である。

Googleマップは必須!

朝だから空いているのかな、と思ったのだが、このバスは前回乗ったバスのように近場の停留所に全く止まらない。3車線の右側じゃなくて中央をずっと走っている。路線バスというよりは、中距離バスくらいの位置づけなのかもしれなかった。この道路は並行して首都圏鉄道高速道路も走っているから、混雑するのも当たり前で、土曜の朝7時前でもかなりの交通量と人の数だ。このバスは、クバオで止まると聞いたけれど、違うバスに乗って、全然しらないところまで行っちゃったらと考えると怖い。次からはもっと注意しなければ。しかし、本当に下見で乗っておいて良かったなぁ。景色を見ていたら、目的地に近づいていることが分かる。(下見の時と同じく、Googleマップを起動させておいて移動地点を常に確認している)ちょうど降りるそぶりをしているお兄さんがいた。私も慌てて車掌さんに「ここ、クバオですよね?」と確認し「そうですよ」という返事を聞きつつ、お兄さんのあとを追って急いで降りる。しかし、下りたところは歩道があるとはいえ、中央車線。どうやって右車線の歩道へ行くのだ?とちょっと悩んだが、こういう時は、ローカルのお兄さんの動きを真似するのが一番。彼と同じように車と人をすり抜けて移動する。とにかく路線バスから降りられて一安心。ここからなら、ひとりで歩いて長距離バスターミナルに行ける。

AM7:20 三つの教訓

念のため、Googleマップで経路を再確認し、今回は、下見で使った道とは、別の道を歩くことにした。幹線道路沿いは分かりやすいんだけど、排気ガスをたくさん吸うし人も多い。(ローカルの人みたいに、マスクをすればいいんだけどね)一本外れた道を通ると、道沿いに小さなホテルやカレンデリアと呼ばれる庶民的な食堂、個人商店があり、トライシクル(三輪タクシー)ものんびり走っていて、幹線道路から聞こえるひっきりなしのクラクションの音が少しだけ遠のいてほっとする。バスターミナル近くに住んでいる人たちの日常生活が少しだけ見えるのも面白いなぁと思いつつ、てくてくと歩いて、なんとかジェネシスのバスターミナルに到着。ほぼ予定どおりの時間に到着できて、ほっと一安心。自宅から路線バスに乗るだけでも、まだまだ冒険気分が味わえる。そのうちに肝を冷やさず、公共交通機関を利用できる日がくるのだろうか。

3つの教訓
1. あれ?っと思ったら、深呼吸して落ち着こう
2. 時間にゆとりをもとう
3. 周囲の親切そうな人にためらわずに聞こう

その二につづく

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