パンを買ってみた。「一番好きな食べ物はなに?」と聞かれたら「ごはん。新米」と即答するくらいお米が好きなので、世の中から麺類やパンが消えても、実は全く困らないタイプの人間だったりする。
でも美味しいものや、変わったものを探すことは好きなので、空腹かどうかは別にして、好奇心から麺類やパンを試すことはある。メガモールのメガAにあるフードコートが最近のお気に入りで、ランチで利用していたりする。リトルファーマーズコーヒーという、フィリピンのローカルコーヒーが楽しめるお店を見つけたときは非常にうれしかった。
ちゃんと豆を目の前で挽いてドリップしているのが見えるから安心感がある。いろいろな種類のコーヒーを試せるのも、私にとってはポイントが高い。先週だったか、Sagada Medium Roast をペーパーフィルター用に挽いてもらって200g購入した。お酒は興味がなくなってしまったので、楽しめる嗜好品はコーヒーくらいだ。(タバコは何度かチャレンジしたけど、楽しめるところまで行けなかった)
美味しいコーヒーを自分でハンドドリップして、読書しながら飲めるって最高に幸せだと思う。そろそろ買い足さねばと、コーヒーショップに行ったら、なんとショーケースが空っぽではないか。日曜の午後3時に売り切れ?念のために店員に確認しても、豆がないという。それじゃ、なぜ店を開けてるんだろう。一番のかき入れ時と思われる時間帯に商品がないって、店舗としては、日本では考えられない大失態だろうけど、マニラは許されるのだろうか。
ここのコーヒーを買う目的で来たのに、すっかり気がそがれたけれど、何か面白いものはないかと店内をうろついてみた。ずっと気になっているベーカリーがあるのだけれど、どうしてもパンやケーキは自分のなかで優先順位が下がるので、ほったらかしになっていた。
この機会に品揃えと値段をまじめにチェックしていたら、ついに店員から声をかけられた。これは買うしかない。思い切って6つほど菓子パンを買ってみたが99ペソだった。バナナの皮で包まれた紫色の蒸しパンと、ドライフルーツが入ったずっしりと重いブラウンの菓子パン(?)は、甘すぎず、非常に美味。それ以外は、残念ながら私の舌には合わなかった。しかしこの発見は超うれしい。次回来た時に、商品名をしっかりと確認しておかなければと思う。
見た目では分からない
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