大雪での選挙たいへんだったろうな、と同情するもんざです。
私は20代のころ地方自治体で働いていました。
選挙当日の投票所での立ち合い、開票業務なども経験しています。
とはいえ、それはもう30年ほど前のこと。
当時と違って事前投票もずいぶん簡単になったので、悪天候を予測して事前に投票を済ませていたかたも多かったかも。
20時に投票を締め切られてから、各投票所から投票箱が集まり、開票作業をしていたことが思い出されます。
選挙が本当に民意を反映しているのか、政治家を選挙で選ぶという仕組み自体に問題はないのか。
最近は、そうした疑問を口にすること自体が、どこか居心地の悪い空気を伴うようにも感じています。
進捗報告
「民族とナショナリズム」岩波書店 アーネスト ゲルナー (著), 加藤 節 (監訳)
アーネスト・ゲルナーは、民族やナショナリズムを感情や伝統ではなく、社会の仕組みから説明しようとした思想家です。
実はこの本は、ずいぶん前に購入していたのですが、なかなか読めませんでした。
でも、ようやく読み終えたので、自分の理解を深めるために読書会で共有します。
ただ積読本を片づけるという理由以外にも、いまは特にこの本を深く読むべき時かなとも感じました。
というのも、各国のリーダーが何のためらいもなく排外主義を肯定する時代になっているからです。
国家とはなにか、国民とはなにか、民族とはなにか。
海外で暮らすようになって、日本人としての自分を見つめたときに、語れる自分の言葉がないことに気づきました。
日本で生まれたから?両親が日本人だから?日本に住んでいるから?日本語が話せるから?説明がまったく足りていません。
ゲルナーは第1章「定義」で、ナショナリズム、国家、民族について説明しています。
引用「ナショナリズムとは、第一義的には、政治的な単位と民族的な単位とが一致しなければならないと主張する一つの政治的原理である」
ナショナリズムの問題は国家のない社会には起こらないのだ、とゲルナーは言います。
このゲルナーの主張がナショナリストたちを挑発するらしいのです。
おそらくそれは、一国家=一民族が当然であるという、私たちの認識そのものを揺さぶるからでしょう。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(2名)
- もんざ「民族とナショナリズム」岩波書店 アーネスト ゲルナー (著), 加藤 節 (監訳)
- Treeさん「選書中」
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共有予定の本
ナショナリズムの本質は何か。この難問に、英国哲学界の巨人ゲルナーが、政治社会学、社会人類学などの該博な知識を駆使して解明を試みる。「第一級のナショナリズム研究書」として高く評価されてきた名著の翻訳。
「民族とナショナリズム」岩波書店 アーネスト ゲルナー (著), 加藤 節 (監訳)
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