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読書会まで12日/当然を疑う

9. 読書会(勉強会)
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ノルウェー強いけど日本も頑張ってる!と思ったもんざです。

2月6日からイタリアで冬季オリンピックが始まりましたね。
2026年のミラノコルティナでは日本は現在金メダル2個で第3位。

1位のノルウェーは3個なので善戦していますよね。

私は、1992年にアルベールビルオリンピックでフィギュアスケート伊藤みどりが銀メダルを獲得したころ、もっともテレビ観戦していた気がします。

国別メダルランキングは、私たちが「国家」という枠組みを、ほとんど疑うことなく受け入れている象徴的な場面でもあります。

各国のアスリートが競い合うオリンピックという舞台は、国という枠をちょっと俯瞰して考えてみる身近な機会でもあるかもしれません。

 

進捗報告

わたしが今月みなさんと共有するのは、こちらです。

「民族とナショナリズム」岩波書店 アーネスト ゲルナー (著), 加藤 節 (監訳)

今回は第2章「農耕社会における文化」から印象に残ったところを共有します。
ここで著者は、現代人が当然だと考えていることを、歴史的な事実から揺さぶります。
 
結論から言えば、もしも識字率の低い農耕社会において、ナショナリズムが発明されていたとしても、それが社会に広まる可能性は少なかっただろう、ということです。
 
引用「ナショナリズムの本質である文化と政治体との融合を生み出す諸力が存在するのかどうか、という設問である。答えは「否」であるに違いない」(第2章)
 
つまり、同じ地域に、同じ言語を話す人たちが存在している、というだけでは、ナショナリズムは生まれないのです。
ゲルナーがここで否定しているのは、「人が同じ文化を共有していれば、自然に政治的まとまりが生まれる」という素朴な発想です。
 
そういえば、どうしてもオリンピックに出たい人が、日本ではなく別の国の枠から出場する方法もある、ということを知って驚いたことがあります。
 
引用「もし国家がないならば、その境界が民族の範囲と一致するか否かを訊ねることは明らかに不可能である」(第1章)
 
個人的に、このあたりの話は、日常的にはほとんど意識することも、深く考えることも少ないです。
でも、かなり面白い部分だと思うんですよね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参考[日本のソフトボールと宇津木麗華の国籍変更 – 2020年東京オリンピック・パラリンピック – スポーツ 歴史の検証 – 知る学ぶ – 笹川スポーツ財団](https://www.ssf.or.jp/knowledge/history/tokyo2020_column/30.html)

参加者(3名)

  1. もんざ「民族とナショナリズム」岩波書店 アーネスト ゲルナー (著), 加藤 節 (監訳)
  2. Treeさん「選書中」
  3. 黒猫のみっつさん「マンガでわかる 「だまされない」お金の増やし方 思考停止でも月10万円受け取り続ける投資術」KADOKAWA 鳥海 翔 (著) 

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共有予定の本

ナショナリズムの本質は何か。この難問に、英国哲学界の巨人ゲルナーが、政治社会学、社会人類学などの該博な知識を駆使して解明を試みる。「第一級のナショナリズム研究書」として高く評価されてきた名著の翻訳。
「民族とナショナリズム」岩波書店 アーネスト ゲルナー (著), 加藤 節 (監訳)

全世界株式(オルカン)一本で、放っておいても増えていく!堅実に、確実に資産を増やしたい人のための、今すぐ始められる投資術。難しい知識は必要なし!情報におどらされず、惑わされず、”思考停止”で運用することが、お金が増える近道となる。「マンガでわかる 「だまされない」お金の増やし方 思考停止でも月10万円受け取り続ける投資術」KADOKAWA 鳥海 翔 (著)

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