危なかったな、と思うもんざです。
同僚に依頼して、もう完了したと思っていた仕事がありました。
しかし別の同僚から雑談の途中で、「そういえば、あれはどうするの?」と質問されてびっくり仰天。
本人に再確認したら、うっかりしてた!とのこと。
驚くやら呆れるやらですが、結局のところ、彼女を信じすぎて最終チェックを怠っていた私の責任です。
それにしても絶妙のタイミングで、助けてくれる人が現れて、私は本当に幸運です。
進捗報告
わたしが今月みなさんと共有するのは、こちらです。「100分de名著 ヘーゲル/精神現象学」 (NHK出版) 斎藤 幸平 (著) https://amzn.to/3JG7590
例えば柿と聞いたら、私たちはオレンジやグリーンの丸い手のひらサイズの果物をイメージします。
たぶんほとんどの日本人はこのイメージを共有できると思います。
でもフィリピンでは柿を食べる習慣がない(育たない?)ので、「柿」という言葉だけでは意味が通じません。
同じように、私たちは「精神」と聞くと、心をイメージしますが、ヘーゲルのいう「精神」は異なる意味をもっています。
引用「では、ヘーゲルがいう「精神」とは何なのでしょうか。原語のGeistはドイツ語に独特の言葉です。mindのように個々人の「心」を指す言葉ではないし、宗教的な「精霊」のspiritとも違います。では、精神とは何か。一言でいうとそれは「私たち」のことです」(第2回 論破がもたらすもの)
えええーって感じですよね。
でも、こういう基本&重要用語の意味から説明してもらえるので非常にありがたく、理解が進みます。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(6名)
- もんざ「100分de名著 ヘーゲル/精神現象学」 (NHK出版) 斎藤 幸平 (著)
- maru(まる) さん「選書中」
- Treeさん「ゲームチェンジ :トランプ2.0の世界と日本の戦い方」プレジデント社 大前 研一 (著) https://amzn.to/4adlFj4
- Yoko3さん「君主論」マキャベリ(著)
- 山口さん「地政学入門」 (角川新書) 佐藤 優 (著) https://amzn.to/4aU377G
- 西山さん「人見知りのための沈黙営業術」 (角川フォレスタ) 松橋 良紀 (著) https://amzn.to/3Y0muV1
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共有予定の本
さまざまな分断が可視化された現代社会にこそ、ヘーゲルの思考法が必要だ! ポスト・トゥルースの時代はなぜ訪れたのか? 意見を異にする他者と共に生きていくために必要なこととは?
矛盾や否定を重んじて弁証法によって自由を構想したヘーゲルの著作には、不毛な対立を乗り越えて社会を形作っていくためのヒントが詰まっている。マルクスが「私は自分があの偉大な思想家の弟子であることを率直に認め」(『資本論』)と書くように、ヘーゲルは後世に多大な影響をおよぼした大哲学者だが、破格のスケールで展開される思考には独特の難解さが付きまとう。今回「100分de名著」で取り上げるにあたっては、さまざまな補助線を示しながら解説。ベルリンにわたってヘーゲルを研究した斎藤氏が、近年アメリカで進んでいる再評価の成果も踏まえつつ、日本の一般読者に向けて易しく解きほぐす。
「100分de名著 ヘーゲル/精神現象学」 (NHK出版) 斎藤 幸平 (著)
「トランプ2.0」の4年間をどう耐え抜くか。今やるべきは「真の観光立国シフト」と「教育の抜本的改革」だ。日米貿易交渉にも関わったマッキンゼー伝説のコンサルタントが総数100点を超える図版で解説する、トランプへの対処法と、「強い日本」を取り戻すための2つのソリューション
「ゲームチェンジ :トランプ2.0の世界と日本の戦い方」プレジデント社 大前 研一 (著)
ルネサンス期イタリアの政治的混乱を辛くも生きたマキアヴェッリ(1469-1527)は外交軍事の実経験と思索のすべてを傾けて,君主たるものが権力をいかに維持・伸長すべきかを説いた.人間と組織に切りこむその犀利な観察と分析は今日なお恐るべき有効性を保っている.
「君主論」マキャベリ(著)
世界を動かす「見えざる力の法則」、その全貌。地政学テキストの決定版! アメリカの対タリバン戦争敗北は、地政学を軽視した結果である。地政学は帝国と結びつくものであり、帝国は国民国家を超える。帝国の礎にはイデオロギーがあり、それは「物語の力」が核となっている。地政学はナチスの公認イデオロギーとなっていたがゆえに封印されていた、危険な「物語」でもある。危うい物語が浸透していくと、世界は知らぬ間に大きな危機を迎えることになる。無批判に受容してはならない政治理論のエッセンスを、国際政治の具体例を基に解説していく珠玉の講義。
「地政学入門」 (角川新書) 佐藤 優 (著)
しゃべりすぎるから営業成績が伸びない!? NLPを学び、ダメ営業マンからトップセールスマンに変身した著者が、人見知りのビジネスマンに積極的に話さなくても相手が喜ぶ心理テクニックとマインドの持ち方を解説
「人見知りのための沈黙営業術」 (角川フォレスタ) 松橋 良紀 (著)
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