40分くらいかかったもんざです。
知人が毎日聞いているというのに影響されて、私もつい最近聞き始めたPodcastがあります。
毎朝5分で世界のメカトレンドのニュースが分かるという謳い文句ですが、看板に偽りなし。
▼News Connect あなたと経済をつなぐ5分間
News Connect あなたと経済をつなぐ5分間 #ニュースコネクト – ポッドキャスト – Apple Podcast
ところで、40分かかった、というのは、コンテストに投票したからです。
司会の野村さんが出版された『プロ目線のPodcastのつくり方』という本があります。
私は未読なのですが、以下のコンテストにノミネートされたとのこと。
▼読者が選ぶビジネス書グランプリ2026

へぇー、どんな候補本があるのかな、と軽い気持ちでサイトを覗いたのです。
しかし7部門あり、各部門で3冊まで投票できる仕組みで、ビジネス書に興味がある人がみたら、このリストからけっこう買っちゃいそう。
投票をしようにも、知らない本ばかりで、検索して書籍内容を確認していたら時間がかかりました。
でも読書会で紹介していただい本も、何冊も含まれていて、なんだか懐かしい人に再開したような気持ちになりましたよ。
進捗報告
わたしが今月みなさんと共有するのは、こちらです。「100分de名著 ヘーゲル/精神現象学」 (NHK出版) 斎藤 幸平 (著) https://amzn.to/3JG7590
昨日は、「精神とは私たち」だという謎の引用をしました。
ホントに、これだけ聞くと謎でしかありませんが、斎藤さんの解説を読むと腹落ちします。
▼ドイツ語Geist(日本語では精神)の定義
・社会的な共同作業を通じて、歴史上に現れてくる集合体
・人間に特有の社会的行為の総称
引用「さまざまな社会的活動を通じて、「私たち」は、真・善・美などをめぐっての自己理解をさまざまな形で展開するのです。(中略)判断には他者にも共有される根拠が必要だからです。(中略)「私」の美や善をめぐる理解は、「私たち」(精神)によって規定されているのです。それでも、時に、私の理解とあなたの理解は衝突する」
私たちは、自分の価値や判断の基準を、自分が決めていると思っています。
しかし、その多くは社会的な規範に影響されているものです。
例えば、自分たちの親世代や子ども世代と話した時に口論になったりするのも、「Geist(精神)」が歴史的に変化してきているから。
この本の内容を理解するには、日本語の「精神」という意味をいったん忘れる。
これは「ガイスト」という日本人にとっては新しい概念の話だ、と自分の脳にインプットしておけば混乱が減ります。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(6名)
- もんざ「100分de名著 ヘーゲル/精神現象学」 (NHK出版) 斎藤 幸平 (著)
- maru(まる) さん「選書中」
- Treeさん「ゲームチェンジ :トランプ2.0の世界と日本の戦い方」プレジデント社 大前 研一 (著) https://amzn.to/4adlFj4
- Yoko3さん「君主論」マキャベリ(著)
- 山口さん「地政学入門」 (角川新書) 佐藤 優 (著) https://amzn.to/4aU377G
- 西山さん「人見知りのための沈黙営業術」 (角川フォレスタ) 松橋 良紀 (著) https://amzn.to/3Y0muV1
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共有予定の本
さまざまな分断が可視化された現代社会にこそ、ヘーゲルの思考法が必要だ! ポスト・トゥルースの時代はなぜ訪れたのか? 意見を異にする他者と共に生きていくために必要なこととは?
矛盾や否定を重んじて弁証法によって自由を構想したヘーゲルの著作には、不毛な対立を乗り越えて社会を形作っていくためのヒントが詰まっている。マルクスが「私は自分があの偉大な思想家の弟子であることを率直に認め」(『資本論』)と書くように、ヘーゲルは後世に多大な影響をおよぼした大哲学者だが、破格のスケールで展開される思考には独特の難解さが付きまとう。今回「100分de名著」で取り上げるにあたっては、さまざまな補助線を示しながら解説。ベルリンにわたってヘーゲルを研究した斎藤氏が、近年アメリカで進んでいる再評価の成果も踏まえつつ、日本の一般読者に向けて易しく解きほぐす。
「100分de名著 ヘーゲル/精神現象学」 (NHK出版) 斎藤 幸平 (著)
「トランプ2.0」の4年間をどう耐え抜くか。今やるべきは「真の観光立国シフト」と「教育の抜本的改革」だ。日米貿易交渉にも関わったマッキンゼー伝説のコンサルタントが総数100点を超える図版で解説する、トランプへの対処法と、「強い日本」を取り戻すための2つのソリューション
「ゲームチェンジ :トランプ2.0の世界と日本の戦い方」プレジデント社 大前 研一 (著)
ルネサンス期イタリアの政治的混乱を辛くも生きたマキアヴェッリ(1469-1527)は外交軍事の実経験と思索のすべてを傾けて,君主たるものが権力をいかに維持・伸長すべきかを説いた.人間と組織に切りこむその犀利な観察と分析は今日なお恐るべき有効性を保っている.
「君主論」マキャベリ(著)
世界を動かす「見えざる力の法則」、その全貌。地政学テキストの決定版! アメリカの対タリバン戦争敗北は、地政学を軽視した結果である。地政学は帝国と結びつくものであり、帝国は国民国家を超える。帝国の礎にはイデオロギーがあり、それは「物語の力」が核となっている。地政学はナチスの公認イデオロギーとなっていたがゆえに封印されていた、危険な「物語」でもある。危うい物語が浸透していくと、世界は知らぬ間に大きな危機を迎えることになる。無批判に受容してはならない政治理論のエッセンスを、国際政治の具体例を基に解説していく珠玉の講義。
「地政学入門」 (角川新書) 佐藤 優 (著)
しゃべりすぎるから営業成績が伸びない!? NLPを学び、ダメ営業マンからトップセールスマンに変身した著者が、人見知りのビジネスマンに積極的に話さなくても相手が喜ぶ心理テクニックとマインドの持ち方を解説
「人見知りのための沈黙営業術」 (角川フォレスタ) 松橋 良紀 (著)
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