1. Zoom読書会9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム

読書会までラスト3日/潜在的な能力

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1. Zoom読書会
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しかしこれで良いのだろうか、と思うもんざです。

長い間、積読状態だった本(アントニー・スミス「ネイションとエスニシティ」)を少しづつ読み進めて、ようやく最終章まで辿り着きました。

もうちょっとだ!と思う反面、ただ字面を目で追っているだけで理解できていない自覚があります。

やはりインプットだけじゃなく、アウトプットもしないとダメなんでしょうね。

進捗報告

今月みなさんと共有するのは、こちらです。

「体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」 文藝春秋 伊藤 亜紗 (著) https://amzn.to/3GRF38p

本書で最も印象に残っているところは、バーチャルしっぽの実験です。自分の脳波で、ディスプレイに表示されたしっぽを動かす訓練です。

引用「学習がすすみ、自在にしっぽをコントロールできるようになると、もはや「右のほっぺにくっと力を入れるような感じでお尻をふる」といった言語で記述できるレベルのイメージは不要になる、と牛場さんは言います。つまり、しっぽを動かそうと思えばもう動くようになる」(第4章 意識をオーバーライドするBMI)

この技術は、脳卒中の患者さんのリハビリに活用されているとのこと。

研究者の牛場さんは人間の潜在的な可能性を引き出すために機械を利用しており、機械なしでは快適に暮らせないほど人間を弱めてはいけない、と言います。

私はスマホやPCでインターネットを使うようになってから、かなり自分で考えて答えを出すことに怠慢になった自覚があります。(それ以前から得意ではないけど)

ちょっとググれば、労せずして回答らしきものが表示される。

読書をする、という行為は、それに反して回答が得られるまで、時間をかけて読み進め、それらしき情報を集め、自分の脳でそれを吟味しなければなりません。

自分の脳を鍛えるつもりで、今後も四苦八苦しつつ、楽しみながら読書をしようと思います。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(4名)

  1. もんざ「体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」 文藝春秋 伊藤 亜紗 (著) https://amzn.to/3GRF38p
  2. じょあんなさん「Evil Eye/Etaf Rum」Harper Perennial https://amzn.asia/d/bqTsrWG
  3. 黒猫のミッツさん「NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク」ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/nexus/
  4. にしやまさん「イノベーション・シンキング」ポール・スローン著 ディスカヴァー・クリエイティブ訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン https://d21.co.jp/book/detail/978-4-88759-575-0

お申込みURL

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共有予定の本

「できなかったことができる」って何だろう?技能習得のメカニズムからリハビリへの応用まで――

古屋晋一(ソニーコンピュータサイエンス研究所)、柏野牧夫(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、小池英樹(東京工業大学)、牛場潤一(慶應義塾大学)、暦本純一(東京大学大学院)ら、5人の科学者/エンジニアの先端研究を通して、「できる」をめぐる体の“奔放な”可能性を追う。

日々、未知へとジャンプする“体の冒険”がここに。

「体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」 文藝春秋 伊藤 亜紗 (著) https://amzn.to/3GRF38p

“Rum’s sensitive portrayal of Yara’s inner monologue paints a clear picture of the traditional gendered expectations that are placed on many modern Palestinian American women, and the ways an unsettled past can affect the present.” — Washington Post, “10 Noteworthy Books for September”

「Evil Eye/Etaf Rum」Harper Perennial https://amzn.asia/d/bqTsrWG

■ハラリ氏による本書へのコメント

私たちは人類史上もっとも重大な情報革命のさなかを生きています。しかし、それ以前に起きたことを理解しなければ、そのことは理解できません。歴史とは、結局のところ過去を学ぶことではありません──変化を学ぶことなのです。歴史は、何が同じであり続けて、何が変化をして、いかに物事が変化しているかを教えてくれます。しかし、歴史とは決定論的なものではありませんし、『NEXUS 情報の人類史』は過去を理解することで未来を予測できると主張するものではありません。私の目的は、じゅうぶんな知識にもとづく選択をすれば、私たちは最悪の結果を避けることがまだ可能なのだと示すことにあるのです。未来は変えられないというのなら、それを議論するのに時間を費やす必要はないのですから。

「NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク」ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/nexus/

 『ウミガメのスープ』でも話題になった「水平思考」(ラテラル・シンキング)とは、これまでの「原因から結果が生まれる」という因果関係的思考とは全く違う視点から、イノベーション(仕事の変革)に向けた全く新しいものの見方をすること。
 実はこの発想法は、生まれつき特別の人が持っているものではなく、トレーニング次第で誰でも身につけることができ、それによってクリエイターだけではなくすべての職種の人たちが、日々の仕事を変えていけるものなのです!

 本書では、すごい発想ができるようになる10のスキルを、これまでに成功したイノベーションの例を引きながら紹介し、アイデアを実行することによっていかに日々の仕事が変わるかについてわかりやすく解説しています。クイズ、エクササイズ例も収録しており、チーム・会社の演習にも役立つ内容です。

「イノベーション・シンキング」ポール・スローン著 ディスカヴァー・クリエイティブ訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン https://d21.co.jp/book/detail/978-4-88759-575-0
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