9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム1. Zoom読書会

読書会までラスト2日/ジャックイン

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9. 読書会(勉強会)
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同僚をガイドしたもんざです。

私は会社の近くに住んでいます。

遠方から1時間以上かけて通っている同僚が近くの物件を探しているというので、参考になれば、と自宅マンションを案内しました。

埼玉に住んで東京の会社に通っていた時は、通勤時間が1時間なんて当然だと思っていましたが、現在の私は会社まで徒歩10分の生活に慣れ切ってしまい、たまに日本に帰ったときに、満員電車に乗ったら辛くてたまりませんでした。

最近このありがたみを忘れかけていたなぁ。

進捗報告

今月みなさんと共有するのは、こちらです。

「体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」 文藝春秋 伊藤 亜紗 (著) https://amzn.to/3GRF38p

この本を読んでいて面白かったのは、過去の自分の体験と思いもかけず、繋がる瞬間が現れることでした。まさか、こんなところで、この人に会うとは!みたいな驚きです。

引用「この感覚をひとことであらわすのが、先の引用の冒頭にもあった「ジャックイン」という言葉です。暦本さんがしばしば使うこの言葉は、もともとウィリアム・ギブスンのサイバーパンク小説『ニューロマンサー』などに登場するもの。自分が今いるところとは異なる場所にいる人や人工物、空間などとテクノロジーを介してつながることで、「本当にそこに行っている」ような没入感を体験している状態を指します」(第5章セルフとアザーのグレーゾーン)

自分のブログを確認したところ、1984年出版のニューロマンサーを私が読んだのは2021年8月でした。もう一度読み直してもいいかもしれません。

[ニューロマンサー(1984) | Monza-Study ZOOMで読書会](https://monza-study.com/archives/12116)

どこまで体のパーツを入れ替えたら人間と呼べなくなるのだろうか、という疑問をその時に持ったのだが、これについての倫理的な答えはもう出ていたりするんだろうか。

「体はゆく」に登場する現実の科学者たちは、テクノロジーはあくまでサブで本体を超えてはならないことを鉄則にしています。

でも、実際のところは、どうなんでしょうね。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(4名)

  1. もんざ「体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」 文藝春秋 伊藤 亜紗 (著) https://amzn.to/3GRF38p
  2. じょあんなさん「Evil Eye/Etaf Rum」Harper Perennial https://amzn.asia/d/bqTsrWG
  3. 黒猫のミッツさん「NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク」ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/nexus/
  4. にしやまさん「イノベーション・シンキング」ポール・スローン著 ディスカヴァー・クリエイティブ訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン https://d21.co.jp/book/detail/978-4-88759-575-0

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共有予定の本

「できなかったことができる」って何だろう?技能習得のメカニズムからリハビリへの応用まで――

古屋晋一(ソニーコンピュータサイエンス研究所)、柏野牧夫(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、小池英樹(東京工業大学)、牛場潤一(慶應義塾大学)、暦本純一(東京大学大学院)ら、5人の科学者/エンジニアの先端研究を通して、「できる」をめぐる体の“奔放な”可能性を追う。

日々、未知へとジャンプする“体の冒険”がここに。

「体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」 文藝春秋 伊藤 亜紗 (著) https://amzn.to/3GRF38p

“Rum’s sensitive portrayal of Yara’s inner monologue paints a clear picture of the traditional gendered expectations that are placed on many modern Palestinian American women, and the ways an unsettled past can affect the present.” — Washington Post, “10 Noteworthy Books for September”

「Evil Eye/Etaf Rum」Harper Perennial https://amzn.asia/d/bqTsrWG

■ハラリ氏による本書へのコメント

私たちは人類史上もっとも重大な情報革命のさなかを生きています。しかし、それ以前に起きたことを理解しなければ、そのことは理解できません。歴史とは、結局のところ過去を学ぶことではありません──変化を学ぶことなのです。歴史は、何が同じであり続けて、何が変化をして、いかに物事が変化しているかを教えてくれます。しかし、歴史とは決定論的なものではありませんし、『NEXUS 情報の人類史』は過去を理解することで未来を予測できると主張するものではありません。私の目的は、じゅうぶんな知識にもとづく選択をすれば、私たちは最悪の結果を避けることがまだ可能なのだと示すことにあるのです。未来は変えられないというのなら、それを議論するのに時間を費やす必要はないのですから。

「NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク」ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/nexus/

 『ウミガメのスープ』でも話題になった「水平思考」(ラテラル・シンキング)とは、これまでの「原因から結果が生まれる」という因果関係的思考とは全く違う視点から、イノベーション(仕事の変革)に向けた全く新しいものの見方をすること。
 実はこの発想法は、生まれつき特別の人が持っているものではなく、トレーニング次第で誰でも身につけることができ、それによってクリエイターだけではなくすべての職種の人たちが、日々の仕事を変えていけるものなのです!

 本書では、すごい発想ができるようになる10のスキルを、これまでに成功したイノベーションの例を引きながら紹介し、アイデアを実行することによっていかに日々の仕事が変わるかについてわかりやすく解説しています。クイズ、エクササイズ例も収録しており、チーム・会社の演習にも役立つ内容です。

「イノベーション・シンキング」ポール・スローン著 ディスカヴァー・クリエイティブ訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン https://d21.co.jp/book/detail/978-4-88759-575-0
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