ジムで物音に怯えたもんざです。
仕事の後で、久々にジムに行ったら、貸し切り状態でした。
外は雨で蒸し暑い感じでしたが、エアコンが効いたジム内は快適。
気持ち良くマシンで筋トレして、最後にトレッドミルでもう少し歩数を増やそうとしました。
歩きながら「責任という虚構」の第2章を読み始めたんですが、途中から怖くなって閉じてしまいました。
日本や各国の死刑の描写が怖すぎました。
誰もいないジムで読む場面じゃない。。。
後ろから誰かに声をかけられたら、びっくりして絶対に「ギャー」って叫んでたと思うなぁ。
ほんとに私は子どもの頃から怖いのが苦手です。
三つ子の魂百までって本当ですね。
1.進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶 (著)
読み進めるにつれて、どんどん息苦しくなってきました。
マトリックスという映画では、赤い錠剤を飲むと、不都合な真実が見えるようになる設定でしたよね。
この本を読むことは、例えるならばレッドピルを飲むことのようです。
この章の目的は死刑が妥当かどうかの検討ではない。死刑を社会が認める以上、ここに素描した惨い現実は否応なしに生ずる。。。死刑を維持するためには、執行官を始めとする関係者の罪悪感を薄める分業体制が不可欠だ。しかしそれは逆に見れば、心理負担を減らす手段さえ採り入れれば誰でもナチスの犯罪に加担する危険性を同時に意味するのではないか
「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶 (著) (第2章 死刑と責任転嫁)
なぜ日本は死刑を止められないのかなぁ。止められた国との違いは、いったい何なのか。
第1章で読んだナチスの分業体制と、第2章の死刑執行の分業体制は同質であり、著者の指摘は妥当だと感じます。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
2.参加者(3名)
- もんざ「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶 (著)
- にしやまさん「キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ」 横山 信弘 (著)すばる舎
- りんさん(選書中)
共有予定の本
人間は自由意志を持った主体的存在であり、自己の行為に責任を負う。これが近代を支える人間像だ。しかし、社会心理学や脳科学はこの見方に真っ向から疑問を投げかける。ホロコースト・死刑・冤罪の分析から浮き上がる責任の構造とは何か。本書は、自由意志概念のイデオロギー性を暴き、あらゆる手段で近代が秘匿してきた秩序維持装置の仕組みを炙り出す。社会に虚構が生まれると同時に、その虚構性が必ず隠蔽されるのはなぜか。人間の根源的姿に迫った著者代表作。文庫版には自由・平等・普遍の正体、そして規範論の罠を明らかにした補考「近代の原罪」を付す。
<内容:アマゾン商品説明より> 「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶 (著)
本書では、スグできて効果が出やすい「42の方法」を紹介している。
いずれも、長年コンサルタントの現場で使い、お客様と瞬時に信頼関係を結んだり、本音を引き出したりするうえで、有用なコミュニケーションスキルをベースにしている。本書で紹介するコツを身につければ、日々の会話ストレスがグンと減ることは間違いない。
<内容:アマゾン商品説明より> 「キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ」 横山 信弘 (著)すばる舎
話がズレて「わかってないな」と思われる状態から一転して、
「わかってるね!」と言われるようになり、仕事がサクサク進み出す。
職場の人間関係が俄然良くなり、お客様から「キミには、つい本音を話しちゃうな」と言われるようになる。
さらにキーパーソンや重要な人物からも、絶大な信頼を勝ち取れるようになるはずだ。