大根もちを作ってみたもんざです。先日マーケットで買ってきた大根で、何を作ろうかな?と考えていました。中華料理店で、大根もちを食べたことを思い出して、ネットでレシピを確認。
家にあるものだけで簡単に作れることが分かり、サクッと作れました。少し大根おろしの量が少なかったのかモチモチ感が不足。
台湾の大根餅は米粉が入るレシピだということも初めて知りました。いろいろなバリエーションで楽しめそう。
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)
この本の主要人物は著者のほかに2人います。1人ははホームステイ先の少年グレン。もう一人は同僚の武藤くん。外交官の父を持つ武藤くんが、佐藤さんに忠告する場面が印象的なので共有します。
「佐藤はクリスチャンで牧師の教育を受けているからだと思うが、深い人間関係をつくるのが上手だ。他人の心理を読むことがとてもうまい。しかし、外交官の場合、それが欠点になることもある」
「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)
「欠点?」
「そうだ。外交官は、上司の命令で嫌な仕事でもやらなくてはならないことがある。そのときに相手の気持ちになって考えすぎると、仕事に差し障りがでる。外国人との付き合いにはどこかで一線を引かなくてはならない」
著者は「武藤君が研修生時代の自分にとってかけがえのない友人であったという記憶は一生消えない」と記しています。
周囲の人と、どのような信頼を築く生き方をするのか、誠実な生き方や仕事とは何かについても考えさせられます。
参加者(4名)
- もんざ「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)
- じょあんなさん「The Death of Mrs. West away」by Ruth Ware
- maruさん「マルクス・アウレーリウス 自省録」 (岩波文庫) 神谷 美恵子 (著)
- りんさん「選書中」
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
共有予定の本
1986年、入省二年目の私はイギリスにいた。語学研修に追われる単調な日々の小さな楽しみは、ステイ先で出会った12歳のグレンとの語らいだった。ロンドン書店巡り、フィッシュ&チップス初体験。小さな冒険を重ね、恋の痛みや将来への不安を語りあった私たちは、ある協定を結んだ……。聡明な少年を苛む英国階級社会の孤独と、若き外交官の職業倫理獲得までの過程を描く告解の記。
<内容:アマゾン商品説明より> 「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)
On a day that begins like any other, Hal receives a mysterious letter bequeathing her a substantial inheritance. She realizes very quickly that the letter was sent to the wrong person—but also that the cold-reading skills she’s honed as a tarot card reader might help her claim the money.
Soon, Hal finds herself at the funeral of the deceased…where it dawns on her that there is something very, very wrong about this strange situation and the inheritance at the center of it.
<内容:アマゾン商品説明より> 「The Death of Mrs. West away」by Ruth Ware
あたかも一万年も生きるかのように行動するな.生きているうちに,許されている間に,善き人たれ──ローマ皇帝でストア派の哲人マルクス・アウレーリウス(121-180).多端な公務に東奔西走しつつ,透徹した目で自らを内省した記録は,古来,数知れぬ人々の心の糧となってきた.神谷美恵子の清冽な訳文に,新たな補注を加えた.(改版)
<内容:アマゾン商品説明より> 「マルクス・アウレーリウス 自省録」 (岩波文庫) 神谷 美恵子 (著)