伝わらなくても怒るなよ、と思うもんざです。
私の仕事は総務・経理なので、経費精算などについて定期的な依頼をメンバーにしなければなりません。
毎月、毎年、同じようなお願いをしているのに、なかなか周知徹底がうまくいかないこともあります。
そうなると、伝わらないことに、イラっとするんですよね。
年齢的なものがあって、怒り沸点が低くなっているのかもしれません。
もう少しユーモア度を高めて、相手の作業優先度を上げてもらえる工夫が必要なのかも。
さきほど、課題本の第1回を読んで笑ったので、そんなことを考えました。
進捗報告
わたしが今月みなさんと共有するのは、こちらです。「100分de名著 ヘーゲル/精神現象学」 (NHK出版) 斎藤 幸平 (著) https://amzn.to/3JG7590
この本はNHKテキストなので、4回分の放送講義を集約した内容です。
第1回「奴隷の絶望の先に」を読み終わりましたが、ものすごく分かりやすく書かれていて驚きました。
そしてとても面白い。
難解なものから、要点を抜き出し、例示するだけでなく、ありがちな誤りも指摘しています。
笑っちゃったのがココ。
引用「アウフヘーベンを説明する際に、大福とイチゴのどちらも食べたいからイチゴ大福にしようとか、対立する政党Aと政党Bが手を組んで新党Cを立ち上げるといった喩えが用いられることもありますが、そういうことではありません。」
誰がこの例えを使って説明しているのか知りたくなりました。
ぜんぜん違うと言われても、もう私の脳内ではイチゴ大福といえばアウフヘーベンになってしまっている。
そうやって私は横道に逸れていく。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(2名)
- もんざ「100分de名著 ヘーゲル/精神現象学」 (NHK出版) 斎藤 幸平 (著)
- maru(まる) さん「選書中」
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共有予定の本
さまざまな分断が可視化された現代社会にこそ、ヘーゲルの思考法が必要だ! ポスト・トゥルースの時代はなぜ訪れたのか? 意見を異にする他者と共に生きていくために必要なこととは?
矛盾や否定を重んじて弁証法によって自由を構想したヘーゲルの著作には、不毛な対立を乗り越えて社会を形作っていくためのヒントが詰まっている。マルクスが「私は自分があの偉大な思想家の弟子であることを率直に認め」(『資本論』)と書くように、ヘーゲルは後世に多大な影響をおよぼした大哲学者だが、破格のスケールで展開される思考には独特の難解さが付きまとう。今回「100分de名著」で取り上げるにあたっては、さまざまな補助線を示しながら解説。ベルリンにわたってヘーゲルを研究した斎藤氏が、近年アメリカで進んでいる再評価の成果も踏まえつつ、日本の一般読者に向けて易しく解きほぐす。
「100分de名著 ヘーゲル/精神現象学」 (NHK出版) 斎藤 幸平 (著)
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