神田西口商店街に「鳥良商店」という鶏肉専門料理店が最近開店したようです。
特別に鶏料理に思い入れがあるわけではないのですが、
商店街を歩きながら、何気なく看板を眺めて、衝撃を受けました。
なんと!看板に伊藤若冲の作品が使われているではありませんか。
それに気づいた瞬間、「もしかして若冲の絵かな?」とびっくりしたのですが、
でも本当に若冲の作品のコピーなのか、自信がなかったので、すぐにネットで検索しました。
「若冲 群鶏」
検索キーワードはコレです。
そして発見しましたよ。
図柄を比べて、【紫陽花双鶏図】(1759年)の一部ではないかと判断しました。
先日、東京都立美術館で若冲展に行き、本物を見たような気がしますが、
こんなところで、このような形で再会するなんて、本当に驚きました。
そして、こういう商売があるということも知りました。
こういうのって著作権とか関係ないのかな?と思ったら、やはり、著作権があるものはダメみたいですね。
若冲は複製OKだから飲食店の看板にも自由に使用できると。。。
なるほど。。。身近で見られるのは嬉しいような気がするけれども、
鶏料理店の看板になっているのをみるのは、正直いうと、ちょっと複雑な気持ちです。