ちょっと、ベルリンに行ってみたくなったもんざです。
タイトルに惹かれて、この記事を読んで、とても興味が湧いたので香山さんの本を読んでみました。
生きやすい街を求めて。ドイツ移住の日々を描く香山哲さん「ベルリンうわの空」インタビュー
レトロで不思議な絵柄
マンガ形式なので、スルスルっと読めちゃうのですが、自分にとって理想とする社会の在り方は?とか、どのような暮らし方が心地よいのか、など、自分の思考を深堀させられて、読み終わった今も、何かをずっと頭のなかで考えている感じが続いています。
レトロなタッチのコミカルで不思議な絵柄で、スクリーントーンを使ったような均質で機械的な模様がほとんど使用されていないのも特徴です。温かみがある画風を見ていると、とても懐かしい気持ちになり、1970年代頃の漫画を思い出しました。
手書き文字
noteに連載されているマンガは文字も手書き。ちょうど手書き文字を見直したいと思っていたので、香山さんの文字を見て、文字を丁寧に書く欲求が高まっています。
著者は、何度も訪れたのち、決心して2018年からベルリンに移住しています。ここに住んでみたい、という場所が見つかるって幸せなことだと思いました。
私は、どこに行っても、まぁ、こんなもんかな、と適合できてしまうので、ちょっと羨ましいです。これまで、日本も外国も、いくつかの場所を訪れているけれど、そういう強い気持ちになったことは、ほとんどないんですよね。今住んでいるところが、常に一番になっちゃうみたいで。ご縁があったら、そこに行く。そんな感じかも。それはそれで不思議なことだなぁ。
いま私は人生の引きこもり期なので、これが開けたら、ベルリンに行ってみようかな。