読書会までラスト9日/飲みたいときだけ飲む

mug on top of stacked books

やっぱりユーモアのセンスは大事だなと思うもんざです。

会社の飲み会で、日本酒を勧められましたが、おちょこに水を入れて誤魔化してました。

見た目は一緒ですよね。

「いや、これ、酒だから」と言い張って、「うまい!最高!」って飲んでいると笑ってもらえます。

まぁ、私が何を飲んでいようが、酔っぱらっている人には正直興味がないところでしょう。

自分が本当に飲みたいときはお酒も飲みます。

でも、そうじゃない時は絶対に飲まないと決めています。

自分の気持ちをごまかすことが習慣化しないようにする効果的な訓練でもありますね。

進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「哲学思想史 問題の展開を中心として」 (角川ソフィア文庫) 淡野 安太郎 (著) 

プラトンがいう「イデア」とは、何かについて説明されている部分が分かりやすかったので共有します。

時間や場所、個人の判断を越えて、共通する価値の根拠を「イデア」というそうです。

さらにまた、あの人この人の個々の行為を「善し」と判断するとき、あるいは彼等が善い行為をするのを見たという場合、われわれの感覚が個々の行為の「善」を見たわけではない。むしろわれわれは善そのものを他の仕方で知っていればこそ、個々の行為がそれに似ているのを見た時に、これを「善し」とするのである

(第二節 二元論と一元論)「哲学思想史 問題の展開を中心として」 (角川ソフィア文庫) 淡野 安太郎 (著) 

昨年2022年に「哲学は対話する プラトン、フッサールの<共通了解をつくる方法>」(西研著)を読んだのですが、まさにこの部分を発展させた内容で面白かったんですよね。

より多くの人が本質を理解して共通の認識を持つことによって人間社会は改善されてきました。

あ、ちがう。歴史上は改善だけじゃなく、負の方向へ走ったこともあるのでした。

ハノイでも収容所博物館に行ってきたのですが、負の歴史を学ぶほうに惹かれるのはなんでだろうなぁ。

今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。

pink flowering plant
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参加者5名

  1. もんざ「哲学思想史 問題の展開を中心として」 (角川ソフィア文庫) 淡野 安太郎 (著) 
  2. じょあんなさん「本の読み方で学力は決まる」青春新書インテリジェンス 川島隆太著 
  3. 西山さん「逆説の日本史」井沢元彦著 小学館 
  4. maru (まる)さん「Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法」イーサン・クロス (著), 鬼澤 忍 (翻訳)東洋経済新報社
  5. りんさん「選書中」

参考

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哲学を歴史として体系的に把握できる名著として紹介され続けてきた作品。ギリシャ、中世、近世、現代哲学も、現代哲学も現象学からプラグマティズムに新実在論まで、なぜこのような思想は現れ、流行後になぜ消えたか?という問いを軸に学ぶことができる。生の哲学の樹立者にして、ノーベル文学賞も受賞したベルクソン。氏の研究でも知られる著者が遺した、通読できる哲学史の決定版!「哲学を歴史として、体系的に見ていくには1960年代の教科書が一番いい」佐藤優氏が復刊を熱望し続けてきた入門書、ついに甦る。※本書は1949年に勁草書房より刊行され、62年に同社より新版が出された『哲学思想史』を文庫化したものです。底本には71年の新版第8刷を使用しました。

哲学思想史 問題の展開を中心として」 (角川ソフィア文庫) 淡野 安太郎 (著) 内容(「BOOK」データベースより)

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小中学生4万人の脳解析データが実証した衝撃の「科学的事実」とは! ◎読書習慣がないと、毎日勉強しても成績は平均以下◎読み聞かせで子どもと大人の脳が変わる…ほか

「本の読み方で学力は決まる」青春新書インテリジェンス 川島隆太著 内容(「BOOK」データベースより)

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歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』。第25巻では、まず西洋近代化の流れのなかで進んだ文学、国語、唱歌に関する「文化大改革」について幅広く考察する。初代文部大臣・森有礼が推し進めた「日本語を廃止し、英語を国語化する」という驚くべきアイデアはなぜ生まれ、そして闇に葬られたのか? また、明治政府が「唱歌」に込めた、隠された意図とは何だったのか?

「逆説の日本史25」井沢元彦著 小学館 https://www.shogakukan.co.jp/books/09407206 小学館公式サイト 書籍の内容より

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「なぜ昨日はあんなことを言ってしまったのか」「明日のプレゼンはうまくいくだろうか」
私たちはつねに頭のなかで、自分自身と話をしている。
 このような声は、過去から学び、未来への計画を立て、自分が何者かを知るために不可欠な、進化がもたらした人類ならではの能力だ。
 しかし、ときとして、この「頭の中のひとりごと(チャッター)」は、暴走し、私たちの思考を乗っ取ってしまう。その結果、私たちは「考えすぎ」に陥り、ストレスに飲み込まれ、集中力を失い、正しい判断ができなくなる。
 では、どうしたらこの「チャッター」を制御し、より良い人生を送ることができるのだろうか?
 世界的な心理学者が提示する、「チャッター」をコントロールするための、誰もが使える26のツール。

「Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法」イーサン・クロス (著), 鬼澤 忍 (翻訳)東洋経済新報社